メインカラムの始まり

福澤先生ウェーランド経済書講述記念講演会開催

 
2015/05/19  慶應義塾

慶応4年5月15日、上野で官軍と彰義隊の戦闘が行われる中、福澤先生は動ずることなくいつものようにフランシス・ウェーランドの新著を講述しました。慶應義塾では、学問教育の尊重を他の何よりも優先させた福澤先生の精神を長く伝えるために、5月15日を「福澤先生ウェーランド経済書講述記念日」として1956(昭和31)年より記念講演会を開催しています。

今年も5月15日(金)、三田演説館にて、駒村康平経済学部教授により、「社会政策の課題と可能性」という演題で講演会が行われました。

駒村教授は、高齢化が進む日本で、高齢者の労働能力や知恵を活かすために、生涯学習が重要であることを福澤先生の言葉を交えながら論じました。さらに、年齢にかかわらず意欲のある者が社会経済活動へ参加し、能力を発揮できる社会を目指すべきではないかと考察しました。

当日、演説館には立ち見が出るほどに聴講者が集まり、熱心に講演に耳を傾けていました。講演中、教授の思い出話に笑いが起き、活発な質疑応答が行われるなど、終始会場内は和やかな雰囲気でした。

なお、講演録は慶應義塾機関誌『三田評論外部サイトへのリンク』に掲載予定です。
講演する駒村教授
▲講演する駒村教授
聴講席の様子
▲聴講席の様子

講演会の様子
▲講演会の様子
会場の三田演説館
▲会場の三田演説館

撮影:石戸 晋