メインカラムの始まり

慶應義塾 安全クラスター スーパーグローバル事業講演会「Growth in the Eurozone」開催

 
2015/01/22  慶應義塾

1月13日(火)、三田キャンパス北館ホールにて、慶應義塾 安全クラスター スーパーグローバル事業講演会「Growth in the Eurozone」(経済学部・経済研究所主催)が、ユーログループ議長、オランダ王国財務大臣、欧州安定メカニズム理事長のユルーン・ダイセルブルーム氏を招いて開催されました。

冒頭の挨拶で清家篤塾長は、オランダと慶應義塾が長きにわたって実り多い関係を保ってきたことにふれ、高齢化・環境汚染・安全保障面でのリスクやイノベーションの必要性が欧州と日本共通の課題であり、同氏の講演から多くを学ぶことができるのは大変に幸運であると述べました。
講演でダイセルブルーム氏は、欧州は持続可能性を実現するために変わらなければならず、5億人の消費市場をもつ欧州が競争力を回復することは世界全体に資すると述べました。
また、欧州銀行同盟の設立、財政の持続可能性のための措置や改革を急速に進めたことなど日本との相違点にふれた後、欧州と日本の共通課題は、生産性の向上と成長につながる投資、さらなる構造改革であると指摘しました。
司会の嘉治佐保子教授が財政・人口・環境の持続可能性における民主主義の役割について尋ねると、同氏は、政治的指導者は政策に伴うコストと便益を率直に国民に開示し、国民の納得を得て政策を推進することが重要であると語りました。質疑応答では、学生を含む参加者から、ギリシャの民意と今後の政策についてなど活発な質問がありました。
最後にフォレンホーヴェン駐日オランダ王国特命全権大使より閉会の辞があり、講演会を締めくくりました。
握手を交わすダイセルブルーム氏と清家塾長
▲握手を交わすダイセルブルーム氏と清家塾長
ダイセルブルーム氏による講演
▲ダイセルブルーム氏による講演

清家塾長による挨拶
▲清家塾長による挨拶
熱心に聴き入る参加者
▲熱心に聴き入る参加者

質疑応答の様子
▲質疑応答の様子
会場の様子
▲会場の様子
撮影:石戸 晋