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第180回福澤先生誕生記念会開催

 
2015/01/13  慶應義塾

慶應義塾では毎年1月10日に、社中一同で創立者福澤諭吉先生の誕生日を祝っています (福澤先生は天保5年12月12日=陽暦1835年1月10日生まれ)。

本年も1月10日(土)に、「第180回福澤先生誕生記念会」が三田キャンパス西校舎ホールで開催されました。
式典は満員の会場にて午前10時30分に開会。幼稚舎生による「福澤諭吉ここに在り」、ワグネル・ソサィエティーによる「日本の誇」の2曲の合唱に続き、清家篤塾長から年頭の挨拶がありました。
その後、東京大学法学部の苅部直教授が「『福澤語』入門—『公徳』と『怨望』」と題して記念講演を行いました。福澤先生の著作『学問のすヽめ』『文明論之概略』等を引き、福澤先生が西洋の思想や学問を紹介する過程で作った翻訳語を指摘。なかでも、中国・韓国も含め広く定着している「公徳」と、そしてそれほどは普及しなかった「怨望」との二つの翻訳語をとりあげながら、日本社会をリベラルなものにしようと試みた努力と、その現代における意義について語りました。
講演後は、福澤武君が福澤家を代表して挨拶に立ちました。引き続いて、慶應義塾大学主催「小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト」の表彰が行われ、受賞者には塾長から賞状と記念品が手渡されました。
 
式典終了後は、会場を学生食堂ホールに移して「新年名刺交換会」 が行われ 、和やかな雰囲気の中、新年の挨拶が交わされました。

また、図書館旧館展示室では、福澤先生関係資料展示が行われました。
西校舎ホールの様子(幼稚舎生による合唱)
▲西校舎ホールの様子(幼稚舎生による合唱)
記念講演をする苅部直教授(東京大学)
▲記念講演をする苅部直教授(東京大学)

新年名刺交換会
▲新年名刺交換会
福澤先生関係資料展示
▲福澤先生関係資料展示
撮影:石戸 晋