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第13回「森を愛する人々の集い」開催

 
2014/09/16  慶應義塾

慶應義塾は現在、全国の義塾所有山林や国有林分収契約山林をあわせて、約160ヘクタールにおよぶ山林で植林・育林活動を行っています。これらの活動を支援する目的で2001年に発足した「福澤育林友の会」主催による「森を愛する人々の集い」が、2014年9月6日(土)、三田キャンパス北館ホールにて行われました。

今年で13回目となる今回の講演会は、日本総合研究所主席研究員、地域エコノミストの藻谷浩介氏により、「里山資本主義における森と人々の関係」と題して行われました。同氏は長年にわたり地域経済再生のために全国で提言を続け、年間300以上もの講演活動を行っています。また近著「里山資本主義」(共著)は「新書大賞2014」で大賞を受賞しており、当日は塾内外から多くの参加者が来場しました。

講演は、“里山資本主義”とは何かから始まり、地方都市・首都圏・日本全体の人口問題、日本の「国際競争力」の現実や林業先進国オーストリアの紹介、さらには地方における「里山資本主義」の実践事例や地域活性化のための具体的提言に至るまで、里山の切実な現状も把握できる大変充実した内容でした。熱意と里山への愛情にあふれ時に痛快な講演に、来場者は熱心に聴き入っていました。

講演会終了後は会場を移し、現役学生も含めた懇親会が和やかに行われました。
講演中の藻谷浩介氏
▲講演中の藻谷浩介氏
会場の様子
▲会場の様子

南三陸町の慶應義塾の森での山小屋お披露目会
▲南三陸町の慶應義塾の森での山小屋お披露目会(2014年6月撮影)
伊豆修善寺での幼稚舎生の植林活動
▲伊豆修善寺での幼稚舎生の植林活動(2013年6月撮影)