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マルセル・K・リクター氏に対する慶應義塾大学名誉博士称号授与式、記念講演会開催

 
2013/07/08  慶應義塾

7月3日(水)午後2時より、三田演説館にて、ミネソタ大学教授マルセル・K・リクター氏に対する慶應義塾大学名誉博士称号授与式が行われました。

リクター氏は、理論経済学の発展に多大な貢献を果たし、他方でミネソタ大学と慶應義塾大学との理論経済学研究の密接な協力関係の構築に尽力しました。そうした功績を高く評価し、慶應義塾大学名誉博士の称号を授与することになったものです。

授与式では、ワグネル・ソサィエティーのコーラスのなか、リクター氏が入場し、グレーヴァ香子経済学部教授の司会のもと、中村慎助経済学部長が推薦文を朗読しました。続いて、清家篤塾長がリクター氏に名誉学位記を授与するとともに式辞を述べ、リクター氏の旧友であるクイーンズランド大学教授アンドルー・マクレナン氏が祝辞を述べました。その後、リクター氏から慶應義塾大学との交流や友好関係についての話を交えた挨拶があり、授与式は終了しました。

リクター氏は、1932年に米国ニューヨークに生まれ、1959年マサチューセッツ工科大学(MIT)において産業経済学の博士号を取得しました。その後、ブランダイス大学で教員を務め、1959年にミネソタ大学に移り、1968年に教授に就任しています。1975年にはエコノメトリック・ソサエティのフェローに挙げられ、さらに数理経済学分野における主要学術誌の編集委員としても積極的に学界を指導しました。また、多くの研究者の育成にも努め、リクター氏を博士論文の指導教授とする研究者は30人に近く、そのなかには複数の慶應義塾関係者が含まれています。

閉式後、図書館旧館大会議室にて、リクター氏により“Foundations of Political Economy and Social Ethics”(政治経済学の基礎と社会倫理)と題した記念講演会が行われ、多くの学生や教職員が聴講しました。
清家塾長より名誉学位記の授与
▲清家塾長より名誉学位記の授与
授与式の様子
▲授与式の様子

リクター氏の挨拶
▲リクター氏の挨拶
記念講演会
▲記念講演会

来塾記念の記帳
▲来塾記念の記帳
三田演説館へ向かうリクター氏と清家塾長
▲三田演説館へ向かうリクター氏と清家塾長
撮影:竹松 明季