メインカラムの始まり

KMD Forum 2011開催

 
2011/09/29  慶應義塾

9月22日(木)午後、大学院メディアデザイン研究科(KMD)の主催により、KMD Forum 2011がニコファーレ(東京都港区六本木)にて開催されました。KMD Forumは、KMDの先端的研究活動を広く情報発信し、さらなる産官学連携の発展を目的として開催するもので、今回が2回目となります。
ニコファーレでの開催と同時に、KMD Forum 2011の様子はニコニコ生放送でも中継され、会場には招待客125名が来場し、ニコニコ生放送は来場者数76,191人、コメント数は50,623となりました。

KMD Forumの冒頭には、研究科委員長の稲蔭正彦教授が、これからのKMDが創造する未来について、リアルプロジェクトを中心とするKMDの研究スタイル、そこで育成される“メディアイノベーター”の可能性と必要性について述べました。その後、教員13名による「KMDアップデート」の時間を設け、各教員が3分間で自らの研究内容を説明しました。
さらに、各プロジェクトからのプレス発表が続き、8つの産官学連携プロジェクトにより、新しいプロジェクトの内容が報告されました。

KMD Forum の後半は、2つのセッションによって構成されました。まず1つ目のパネルディスカッションでは、テーマ「どうする?ニッポンの大学~KMDの未来~」を設定し、KMDの中村伊知哉教授をコーディネーターとして、ゲストに脳科学者の茂木健一郎氏、大学院政策・メディア研究科特別招聘教授・株式会社ドワンゴ取締役の夏野剛氏、MOVIDA JAPAN代表の孫泰蔵氏、さらには、ビデオ中継にて、MITメディアラボ所長の伊藤穣一氏を迎えて、KMDの稲蔭正彦教授と石倉洋子教授で議論しました。ディスカッションでは、これからの大学の役割、社会との関わり方、その中で日本の大学は、KMDはどうすべきかについて、ニコニコ生放送の視聴者も交えた新しい形の議論が展開されました。

続いてのセッション、「KMDリアルプロジェクト・プレゼンテーション at「未来デパート™」企画会議」では、KMDの学生自らが、「未来デパート」というプラットフォームの中で、研究開発を行っている作品やサービスについてプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションに対しては、チーム★ラボ代表取締役社長 猪子寿之氏、株式会社ライゾマティクス社長 齋藤精一氏、KMD研究所リサーチャーの生井みづき氏、KMDの稲見昌彦教授が、それらの作品やサービスの活用の可能性、先端技術によってどのような未来が創造されるのかについて、コメントやディスカッションを行いました。
最後に、KMDの稲蔭、石倉、中村教授により、フォーラムの内容がまとめられ、プログラムは終了しました。

360度がLEDに囲まれたニコファーレという会場を用いることで、会場での参加者だけではなく、生放送の視聴者とのインタラクティブなコミュニケーションを図りながら議論していくというKMDらしい試みにより、KMDという挑戦に満ちた大学院が、今後どういった未来を創造するのか、どういった形で社会へ貢献していくことが可能となるのかが、オープンに議論された点でも、KMDらしさにあふれるフォーラムとなりました。
稲蔭正彦研究科委員長からの開会の挨拶
▲稲蔭正彦研究科委員長からの開会の挨拶
「KMDアップデート」研究内容紹介の様子
▲「KMDアップデート」研究内容紹介の様子

パネルディスカッション(テーマ「どうする?ニッポンの大学~KMDの未来~」)の様子
▲パネルディスカッション(テーマ「どうする?ニッポンの大学~KMDの未来~」)の様子
「KMDリアルプロジェクト・プレゼンテーション at「未来デパートTM」企画会議」で発表
▲「KMDリアルプロジェクト・プレゼンテーション at「未来デパート™」企画会議」で発表

撮影:石戸 晋