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フリッツ・クロッケ氏に対する慶應義塾大学名誉博士称号授与式、記念講演開催

 
2010/10/29  慶應義塾

10月28日(木)午後1時30分より、三田キャンパス演説館にて、アーヘン工科大学教授フリッツ・クロッケ氏に対する慶應義塾大学名誉博士称号授与式が行われました。

フリッツ・クロッケ氏は、ベルリン工科大学で工学博士の学位を取得、同大学加工学・生産工学研究所で主任エンジニアを務めた後、ハンブルグの企業に勤務、1995年にはアーヘン工科大学生産工学講座の教授となり、現在は同講座の主任を務めています。また、欧州最大の応用研究機関であるフラウンホーファー研究機構(FhG)の生産技術研究所の所長も兼任しています。クロッケ氏はこれまで生産工学に関する研究のみならず、産業界とのかけはしとなるほか、若い研究者の育成にも力をそそいできました。慶應義塾大学との交流にも尽力し、2007年から毎年、クロッケ氏の主宰によるKeio-Aachen サマースクールが開催され、これまで多くの理工学部の学生が、ドイツ語やドイツ文化、エンジニアリングなどをアーヘン工科大学で学んでいます。

授与式では、ワグネル・ソサィエティのコーラスのなか、クロッケ氏が入場、井上京子理工学部教授の司会のもと、青山藤詞郎理工学部長が推薦文を朗読しました。続いて、清家篤塾長がクロッケ氏に名誉学位記を授与し、クロッケ氏の慶應義塾大学との交流に感謝する式辞を述べました。それに応えて、クロッケ氏から日本語を交えて謝辞がありました。

閉式後、三田キャンパス北館ホールにて、“Adaptive Production-A Challenge for the Future-(適応型生産技術-未来への挑戦-)”と題して、クロッケ氏から生産技術の現状や問題、最先端の技術についての講演がありました。終了後には、Keio-Aachen サマースクールに参加した学生から花束がクロッケ氏に手渡され、学生とともに記念写真をとるなど会場は和やかな雰囲気に包まれました。
清家塾長から名誉学位記を授与
▲清家塾長から名誉学位記を授与
講演会の様子
▲講演会の様子

学生から花束贈呈
▲学生から花束贈呈
学生との記念撮影
▲学生との記念撮影

撮影:石戸 晋