メインカラムの始まり

シンガポール共和国ナザン大統領に対する慶應義塾大学名誉博士の称号授与式開催

 
2009/05/13  慶應義塾

5月12日(火)午後4時20分より、慶應義塾大学三田キャンパス三田演説館において、シンガポール共和国大統領S R ナザン氏に対する慶應義塾大学名誉博士の称号授与式が行われました。

授与式は、渡邊頼純総合政策学部教授の司会のもとに進行されました。阿川尚之総合政策学部長の推薦文朗読、安西塾長からの学位記授与・式辞の後に、ナザン氏の挨拶がありました。ナザン氏から、日本とシンガポールの両国間の歴史についてのスピーチがあり、若者はもっと世界に飛び出して欲しいとのメッセージが出され、最後にナザン氏が日本語でお礼を述べ、式典は終了しました。

S R ナザン氏は、1924年シンガポールに生まれ、1954年にシンガポールマラヤ大学を卒業。同国外務省、内務省、駐マレーシア高等弁務官、駐米国大使等を経て、1999年に第6代シンガポール共和国大統領に選出されました。大統領就任以来、シンガポールの発展と安定及び日本・シンガポール間の友好的互恵関係の構築に貢献してきました。両国間の友好的互恵関係は、経済面に留まらず、国際的な安全保障、特にアジアの平和と繁栄の維持発展に大きく寄与してきました。

慶應義塾大学とシンガポールの関係;
慶應義塾大学では、シンガポールの3つの高等教育機関(シンガポール国立大学、シンガポールマネジメント大学、タマセク・ポリテクニック)と交流協定を締結しており、双方の学生が日本とシンガポールに留学しています。2008年7月にはシンガポール国立大学(NUS)との間に、ユビキタス社会におけるライフスタイル・メディアに関する研究等を共同で推進することを目的としてKeio-NUS CUTE Centerを設立することに合意し、現在NUSと本学の双方に研究施設が設置されています。また、本学村井純環境情報学部教授が代表を務めるSOI(School on Internet)Asiaプロジェクトでは、アジアのインターネット研究開発と高等教育に貢献することを目標に、2001年よりIT基盤を活用した遠隔の高等教育環境の構築を進めています。現在、アジア13カ国27の大学および研究機関をパートナーにプロジェクトを実施しており、シンガポールでは、タマセク・ポリテクニックがこのプロジェクトに参加しています。

ナザン大統領と安西塾長
▲ナザン大統領と安西塾長
ナザン大統領によるスピーチ
▲ナザン大統領によるスピーチ

撮影:石戸 晋