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慶應義塾大学、早稲田大学、東京工業大学、東京大学による「4大学ナノ・マイクロファブリケーションコンソーシアム」を設立、連携・協力を開始

 
2009/02/18  慶應義塾

慶應義塾大学、早稲田大学、東京工業大学、東京大学の4大学は、ナノ・マイクロファブリケーションに関する大学間連携コンソーシアムを設立し、教育研究体制の整備と産学連携を推進することに合意、2月16日、KKRホテルにおいて、平成21年度より本格的に活動を開始することを発表しました。

このコンソーシアムでは、「拡張ナノ空間(10ナノメートルから1マイクロメートル程度の空間)」に関する研究開発推進のため、ナノ・マイクロ加工、ナノフォトニクス、物性科学、バイオサイエンスなどに関する人材、知識、技術、国際交流ネットワークなどを結集し、効率的で強力な研究体制をつくりあげ、本研究分野に関する大学院学生および社会人の教育面での連携を推進します。さらに、公開講座や国内・国際シンポジウムを通じて、コンソーシアム外への普及活動を実施していく予定です。

記者発表には安西祐一郎慶應義塾長、白井克彦早稲田大学総長、伊賀健一東京工業大学学長、小宮山宏東京大学総長が出席し、それぞれの立場で本コンソーシアムにかける意気込みを語りました。小宮山総長が本コンソーシアムは、知の統合を可能にするハードのシステムを国立、私立大学、川崎市、産業が一体となって進めていくこと可能となったことに歴史的意義があると述べた後、安西塾長が、1)ナノ・ファブリケーションというテーマの重要性、2)アジアにおいて日本こそ科学技術のイノベーションでリーダーシップをとる力があり、この分野は得に有望であること、3)ナノ・マイクロテクノロジーが経済発展の核となりうること、4)人材育成、若手研究者の育成の舞台となること、5)環境の取組を含め科学技術への理解が深い川崎市との連携の意義、6)慶應義塾もこの分野において貢献が可能であること、の6点を本コンソーシアムの意義として説明しました。

当面は川崎市KBICにて数百㎡の研究スペースで活動を開始し、数年後には新川崎駅至近の施設に1万~2万㎡の研究拠点で数百人の研究者が研究する体制が作られる予定です。


左から、安西祐一郎慶應義塾長、白井克彦早稲田大学総長、小宮山宏東京大学総長、伊賀健一東京工業大学学長
▲左から、安西祐一郎慶應義塾長、白井克彦早稲田大学総長、
小宮山宏東京大学総長、伊賀健一東京工業大学学長
記者会見
▲記者会見

撮影:井上 悟