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ジャン-ピエール・ブルギニョン氏に対する慶應義塾大学名誉博士の称号授与式、記念講演開催

 
2008/10/10  慶應義塾

10月9日午後4時30分から、北館ホールにて、フランス高等科学研究所所長ジャン-ピエール・ブルギニョン氏に対する慶應義塾大学名誉博士の称号授与式、記念講演として「Mathematics, a thriving science」と題する講演が行われました。

授与式では、ワグネル・ソサィエティ男声合唱団・女声合唱団のコーラスのなか、ジャン-ピエール・ブルギニョン氏が入場、仲田均教授の司会のもと、真壁利明理工学部長が推薦文を朗読しました。続いて、安西祐一郎慶應義塾長が名誉学位記を授与するとともに、式辞を述べ、それに応えてジャン-ピエール・ブルギニョン氏は挨拶のなかで、1980年に最初に日本学術振興会の研究者として来日して以来の日本の研究機関との交流に触れ、これからもさらに日仏交流に貢献したいと話しました。

引き続き、ジャン-ピエール・ブルギニョン氏による講演「Mathematics, a thriving science 」が栗原将人教授司会のもと約1時間にわたって開催され、塾生、慶應義塾関係者、フランス高等科学研究所・東京大学・慶應義塾大学・日本数学会が共催で開催した、日本学術振興会 日仏科学フォーラム「Perspectives in mathematical sciences」の参加者などが聴講しました。

ブルギニョン氏は、幾何学および大域解析学の研究分野で世界的なリーダーで、数学の現代化に貢献したブルバキセミナーの幾何学分野のリーダーの1人としても活躍しています。社会活動としては、フランス数学会会長、ヨーロッパ数学会会長を歴任するなど、様々な改革の推進によりフランスを含む欧州の数学研究分野の発展に大きな足跡を残しています。また、25年以上にわたる慶應義塾大学の数理科学研究分野との交流を通して、理工学部数理科学の発展と国際連携に大きな寄与を行い、2003年に採択された21世紀COEプログラム「統合数理科学:現象解明を通した数学の発展」のアドバイザーも務め、多くの提言とこれを実現するための協力により、プログラムの推進に大きな貢献をしました。
安西塾長から名誉学位記を授与
▲安西塾長から名誉学位記を授与
講演するジャン-ピエール・ブルギニョン氏
▲講演するジャン-ピエール・ブルギニョン氏
撮影:石戸 晋