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大学(日吉)第4校舎綱島街道側新築計画が、環境に優しい建物を認証する制度(CASBEE横浜)の最高位「Sランク」認定を取得

 
2008/03/04  慶應義塾

慶應義塾大学では、創立150年記念事業の一環として、学生がより主体的に学ぶことができる環境・施設を構築することを目的に、日吉キャンパス第4校舎の綱島街道に面した位置に新しい教育棟の建設を進めております。このたび、横浜市が環境に優しい建物を認証する制度(CASBEE横浜認証制度)において、この新しい教育棟が、昨年の日吉キャンパス複合施設(仮称)に続き、最高位「Sランク」の認証を受けました。

この制度は、横浜市が全国で初めて建物環境配慮制度(CASBEE(注))に市独自の認証のしくみを導入したもので、学識経験者を交えた第三者評価により、「建築物の環境性能効率」を S(素晴らしい)からC(劣る)までの5段階で格付けするものです。評価項目は約90におよびますが、横浜市により特に評価されたのは、市が重点を置いて推進している以下の4項目に該当する取り組みです(代表的な取り組み内容は以下のとおり)。
横浜市重点項目 取り組み内容
地球温暖化対策 ・アトリウムのトップライトによる自然採光・通風・換気システム
・免震層(地熱)を利用したクールピット(OAの取込み)
・半屋外空間の計画による風通しへの配慮
ヒートアイランド対策 ・桜並木やけやき並木、外構緑化、屋上緑化をあわせた立体的で連続した緑地の整備
・高木や大庇(アプローチテラス)による日陰の確保
・風環境シミュレーションの実施による風害対策
長寿命化対策 ・免震装置の採用 ・階高、壁長さ比等にゆとりのある設計
まちなみ・景観への配慮 ・駅前広場から街道沿いに桜とけやきの並木が連なる景観を形成
・既存擁壁の撤去による圧迫感の低減
・アプローチテラス、アトリウム、中庭など建物内外を連関させる豊かな中間領域の形成
(注)CASBEE(キャスビー)について
「建築物総合環境性能評価システム=Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency」の略称。CASBEEは建築物の環境品質・性能(長寿命化、設備の更新性等)と環境負荷(省エネ、資源の再利用等)を同時に評価する全国共通のモノサシとして、国の支援を受け、産・官・学共同で研究・開発された評価システムです。 約90ある評価項目をレベル1〜5で評価し、総合的に算出した「建築物の環境性能効率」を、S(素晴らしい)、A(大変良い)、B+(良い)、B−(やや劣る)、 C(劣る)の5段階で格付けします。 このCASBEEによる評価の第三者認証としては、(財)建築環境・省エネルギー機構での認証制度がありますが、自治体による認証制度は横浜市が全国で初となります。CASBEE横浜認証制度についてはこちら外部サイトへのリンクをご覧下さい。
大学(日吉)第4校舎綱島街道側新築工事外観イメージ図
▲大学(日吉)第4校舎綱島街道側新築工事外観イメージ図