塾_328号
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加茂具樹(総合政策学部教授)編著、廣瀬陽子(同教授)、森聡(法学部教授)、渡辺将人(総合政策学部教授)、鶴岡路人(同教授)、土屋大洋(政策・メディア研究科教授)、藤田元信(総合政策学部教授)、古谷知之(同教授)、神保謙(同教授)著東洋経済新報社/2640円(2025年7月)森林貴彦(幼稚舎教諭、高等学校野球部監督)著東洋館出版社/1980円(2025年8月)2023年夏の甲子園大会で107年ぶりの日本一となった慶應義塾高校野球部。当時、監督の森林貴彦氏は部員の「人間的成長」と「勝利」の両立を目指し、科学的根拠に基づくチームづくりを行った。本書は「成長至上主義」「Thトな組織」「多様性を力に」といったキーワードに沿って森林氏が自身のチームづくりの哲学を語る。さらにコーチやスポーツドクターなど、監督と選手を支える人々がそれぞれの役割について語り、野球部のチームマネジメントを俯瞰して理解できる一冊。l」l」「『自分ごと』思考」「フラッnkBaseba「EnoyBasebang『ウクライナ危機以後 ─国際社会の選択と日本』jliil塾 AUTUMN 2025NO.328    教職員執筆の新刊慶應義塾この一冊別巻﹄◉アジア経営学会監修、井口知栄︵商学部教授︶、三嶋恒平︵経済学部教授︶ほか編著﹃21世紀アジア市場と日系企業│変貌するグローバル化の中の企業と戦略﹄慶應義塾大学出版会/3960円︵2025年7月︶◉大林啓吾︵法学部教授︶編﹃世界の憲法本│憲法理解を深める49の本﹄法律文化社/6490円︵2025年7月︶◉駒村圭吾︵法学部教授︶編集代表﹃インターネット・オブ・ブレインズの法│神経法学の基礎と事例研究﹄日本評論社/5500円︵2025年7月︶◉安宅和人︵環境情報学部教授︶著﹃﹁風の谷﹂という希望│残すに値する未来をつくる﹄英治出版/5500円︵2025年7月︶◉一般社団法人日本物理教育学会監修、小河原康夫︵高等学校教諭︶ほか編著﹃物理教育の理論と実践│﹁物理がわかる﹂を育むアプローチ﹄オーム社/3850円︵2025年7月︶◉小幡篤次郎著、小幡篤次郎著作集編集委員会編﹃小幡篤次郎著作集 慶應義塾大学出版会/3850円︵2025年7月︶『成長至上主義のチームデザイン ─成長こそが慶應の野球』ロシアによるウクライナ侵攻から3年半が過ぎるなか、和平の試みは遅々として進まないように見える。義塾の教員9名がウクライナ危機以後の世界を読み解く本書は、外交・安全保障の観点に加えて、AI・デジタル技術が変えた新しい戦争の実情についても詳説。国際秩序の流動化がますます進む世界においてわが国が取るべき外交安全保障戦略について多角的に分析。国際情勢の解説にとどまらず、読者一人一人に選択すべき未来を問う重い問題提起の書である。流動化する国際秩序の中で日本が向かうべき未来とは?22(価格は全て税込/編著者の職名は原則として発行当時のもの)慶 應 義 塾に 関 連し た出 版 物や 教 職 員の 新 刊 著 書な ど を中 心に 、 本 に 関 す る情 報を お届 け し ま す。B O O KW I N D O W S

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