塾長賞審査委員会委員長 学生総合センター長・法学部教授塾長賞・塾長奨励賞は、学術・芸術・社会活動・文化活動など、正課以外の幅広い分野において、めざましい業績を挙げた塾生を表彰するものです。表彰の基準は、その業績が﹁慶應義塾の存在自体の光輝となるもの﹂かどうかという点に置かれています。2024年度は7件が推薦され、慎重な選考の結果、1件1名が塾長賞、2件7名が塾長奨励賞の栄誉に輝きました。塾長賞に選ばれた田村友宏君︵医学部6年︶は、19th Undergraduate Student Caucus and Poster CompetitioSCPC︶において、欧州・アジアの大学で唯一Honorable Mention for Meritorioした。また、採択率3%のOral Talkでも田村君の研究成果が取り上げられています。これらの顕著な業績は、慶應義塾の誇りとするところです。塾長奨励賞に選ばれた将棋研究会は、楽待杯第39回全国オール学生将棋選手権戦︵団体戦︶に出場し、優勝の成績を収めました。慶應義塾としての団体優勝は実に20年ぶりとなります。同じく塾長奨励賞に選ばれた大束美羽君︵法学部3年︶は、第74回全日本学生法律討論会に出場し、質問の部第1位、立論の部第3位の成績を収めました。大束君の業績は、持ち前の法的素養とたゆまぬ研鑽の賜物といえましょう。いずれの業績も個性にあふれ、卓越しており、先に示した表彰基準を十分に満たすものです。塾生諸君には、大学生活、またその後の人生をより豊かなものとするべく、今回の受賞者に続いて、学業以外の分野においても自己を磨き、さまざまな領域で﹁光輝﹂を放つ存在となることを期待しています。Pon︵U受賞しまus Scientific sterをのうさる塾 SUMMER 2025NO.327 田たえ上雅ま徳な塾長賞・塾長奨励賞について2024年度塾長賞・塾長奨励賞塾長賞・塾長奨励賞は、学術・芸術・社会活動・文化活動などの各分野において、学生の範となる活躍をした塾生を表彰するものです。2024年度は、塾長賞に1件1名が、塾長奨励賞に2件7名が選ばれ、3月に三田キャンパスにおいて表彰されました。16
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