塾_327号_夏
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塾 SUMMER 2025 NO.327アナリスト部門は、新設から6年目を迎えました。発起人である佐々木勇哉さん(2024年卒業)の志を受け継ぎながら、我々慶早戦支援委員会は野球のみならず、アイスホッケー・バスケットボール・バレーボールなど多くの体育会競技の慶早卒業した1999年春から東京六大学の審判員に任命され、以来、常にその歴史と伝統の重さを胸に刻み、慶應義塾の代表と原はら 惇あ人ひ君ずかきもつつと塾 SUMMER 2025NO.327       鈴す木き隆た行ゆ君1999年経済学部卒業審判員歴26年して六大学の屋台骨を支えているという強い気持ちを一度も忘れることなく今年で27年目を迎えた。私は六大学の出身であることを心底誇りに思うと同時に果たさねばならない義務について次のように認識している。それは人の心の痛みがわかる社会の真のリーダーになることだ。高貴なる者が負うべき使命を果たし、一人でも多くの人々から認められる人物を目指し、成長し続ける責務があることを、この節目の年に再認識している。小こ鴨が樹いき生君総合政策学部4年「選手の成長とチームの勝利のために何ができるか」という問いを胸に、日々活動しています。成績や測定機器を駆使し、データを取得・可視化・分析した上で、得られた知見を選手や首脳陣へ的確に還元することを重視しています。単なる数値の提示にとどまらず、こまやかな対話を通じて背景にある課題や可能性を共有し、プレーや戦略の質を高めることに貢献しています。チームを支える立場として、見えない力で変化を生み出します。商学部4年戦にも参加し、円滑な運営の支援をしております。慶早戦は単なる勝敗を争う試合ではありません。慶早戦は伝統と情熱の結晶であり、選手一人一人が胸に抱く熱意と覚悟、そして応援の声が重なり合う瞬間には、言葉にすることができない感動があります。ぜひ球場や競技場に足を運び、すべての競技に込められたその情熱を肌で感じていただければ幸いです。皆さまと共に、慶早戦というかけがえのない時間を共有できることを、心より楽しみにしております。選手だけじゃない!六大学野球を支える人たち審判員慶早戦支援委員会委員長体育会野球部学生アナリストチーフアナリスト1010

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