塾_326号_春
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で生出だか池田楓花君5塾 SPRING 2025NO.326﹁人﹂が生きていくための制度や仕組ペシャリストか、ゼネラリストの道か。サラリーマンか、個人事業主か……在学中は学部の勉強だけでなく、テニスサークルの仲間との交流、さらにベンチャー系の企業でインターンシップなどさまざまな経験をしました。進路決定にはインターンでの経験が大きな決め手となりました。多くの素晴らしいビジネスパーソンと出会い、お話を伺ううちに自分がやりたいことのカタチが次第に見えてきたように思います。最終的にM&Aなどを手がけるコンサルティングファームを志望しようと決めたのは2年生の終わり頃で、そこから本格的に就職活動をスタートさせました。生出 ングファームに就職する人は珍しいですよね。山田 そうかもしれませんが、今は技術がわかる理工系人材も文系と同等に求められているとも感じました。生出さんはなぜ大学院進学を決めたのですか。生出 もともと就職するつもりで、メディア系、エンターテインメント系企業を中心に就職活動を進めていました。それが大学院に進学することになったのは、父から﹁留学か進学をしてみれば﹂と勧められたからです。父は若い頃に勉学で苦労した経験があり、子どもたちには思う存分に学んでもらいたいと思っていたようです。ただその時点で自分の英語力に自信がなかったこともあり、留学に対して尻込みする気持ちがありました。またSFCで広がった視野をさらに広げるために﹁大学院﹂﹁日吉キャンパス﹂という新しい環境に身を置きたいと思ったのです。進学が決まってからはかえってエンターテインメントの本場である欧米への留学が視野に入るようになりました。今はあらためて英語の勉強を始めているところです。池田 私は2年生からオンデマンドでに入学しました。法学や経済学などもみですから、きっと興味を持って学べると思いましたし、文学は社会人になった後で学び直すこともできると考えたからです。ただし最初から公務員を目指したわけではありません。学部の同級生も公務員志望は少なかったですし、私も3年生の頃は公務員試験対策だけでなく、民間企業の就職活動も進めていました。──在学中に皆さんが自分の進路を考える上での悩みや難題、進路決定に至るプロセスについて教えてください。山田 まず東京で働きたいという希望があり、収入にもこだわりたいと思っていました。でも、どういう仕事を選ぶかはかなり迷い、悩みましたね。ス理工学部出身者でコンサルティふう法律学科では知的財産法のゼミに所属し、そのテーマで卒業論文を執筆。就職活動は、公務員と民間企業を並行した結果、東京都の一般行政職員を選択。大学院メディアデザイン研究科(KMD)に進学。ミュージカルや舞台の世界に憧れ、将来はニューヨークなどへの留学も考慮中。新学期、未来を切り開く! 何を学ぶ? どう過ごす?ひより君法学部法律学科4年いけ環境情報学部4年おい

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