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[プレスリリース]
グリア細胞内の微細なカルシウム活動も見逃さない新しい生体内イメージング技術の開発

研究医療
2014/06/27  東京大学
慶應義塾大学

発表のポイント
・これまで捉えることが困難であったグリア細胞の突起で起こる微小なカルシウムシグナル(カルシウム濃度の変化)を鮮明に可視化できる手法を開発しました。
・超高感度カルシウムセンサーを導入した遺伝子改変マウスを作製し、グリア細胞の特に微細な突起に限局して発生する新しいカルシウムシグナルを発見しました。
・本手法は、脳のさまざまな生理/病理機能に重要であると示唆されているグリア細胞の機能解明に大きく貢献することが期待されます。

グリア細胞は神経細胞を取り囲むように脳に存在する細胞で、脳の平常の機能だけでなく病態制御への関与も示唆されている重要な細胞です。グリア細胞の活動の指標となるのが細胞内カルシウムイオン(Ca2+)の濃度変化(カルシウムシグナル)です。これまでの研究では、生きた動物個体のグリア細胞のカルシウムシグナルを細胞の中心部(細胞体)で観察する手法が主流であったため、グリア細胞の微細な突起部分で起こるカルシウムシグナルの観察は困難でした。今回、東京大学大学院医学系研究科機能生物学専攻細胞分子薬理学分野の飯野正光教授らと慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室の田中謙二特任准教授らの共同研究グループは、超高感度カルシウムセンサーをグリア細胞の隅々まで行き渡らせた遺伝子改変マウスの作製に成功し、グリア細胞全体のカルシウムシグナルを観察しました。その結果、微細な突起のみで発生する新しいカルシウムシグナルを発見しました。

この新規手法は、検証の余地が多く残されている「グリア細胞活動の謎」を紐解くための、極めて強力なツールとなることが期待され、脳のさまざまな生理機能や神経変性疾患・脳梗塞等の病理機能の解明につながる可能性があります。

本研究成果は、2014年6月26日に米国科学雑誌『Cell Reports』オンライン版に掲載されます。

プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

プレスリリース(PDF)

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