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[プレスリリース]
脳内で運動の記憶が作られるメカニズムの一端が明らかに
~学習の起きやすさを決める「マスター鍵(キー)」の発見~

研究医療
2013/02/19  慶應義塾大学医学部

慶應義塾大学医学部生理学教室の柚﨑通介(ゆざきみちすけ)教授と幸田和久講師、掛川 渉講師らは、脳内で運動に関係した記憶が作られるメカニズムの一端を明らかにしました。
神経細胞はシナプスと呼ばれるつなぎ目を介して互いに結合して神経回路を形成しています。シナプスこそが脳における「記憶の場」と考えられています。練習すればするほど楽器の演奏が上達するというような運動の学習は、特に小脳において行われ、小脳神経回路のシナプスに、その伝達効率の変化として、運動の記憶が蓄えられます。とりわけ、小脳の顆粒細胞とプルキンエ細胞と呼ばれる神経細胞の間のシナプスにおいて、シナプス伝達が長期にわたり低下(長期抑圧)することが、運動学習にとって重要であると考えられています。この長期抑圧の過程にはプルキンエ細胞表面に存在するデルタ2グルタミン酸受容体(以下、デル
タ2受容体)が必須です。しかしデルタ2受容体がどのように機能しているのかは明らかではありませんでした。

本研究は、今まで解明されていなかった、長期抑圧におけるデルタ2受容体の機能を初めて明らかにし、同受容体が、運動学習が起きるかどうかを決める「マスター鍵(キー)」であることを発見しました。本研究をさらに進めることにより、小脳のみならず、脳全般での記憶・学習のメカニズムや、統合失調症や自閉症などの精神疾患の病態の解明につながることが期待されます。

本研究成果は、JST戦略的創造研究推進事業 チーム型研究(CREST)によって得られ、2013年2月19日(米国東部時間)に「米国科学アカデミー紀要」のオンライン速報版で公開されます。

プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

プレスリリース(PDF)

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