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[プレスリリース]
水素ガスにより心肺停止蘇生後の脳や心臓の障害を改善する効果を発見
-良好な社会復帰の可能性を向上する新たな治療法として期待‒

研究医療
2012/10/17  慶應義塾大学医学部

慶應義塾大学医学部循環器内科(佐野元昭専任講師、福田恵一教授)、同救急医学教室(林田敬助教、堀進悟教授)、日本医科大学大学院医学研究科加齢科学系専攻細胞生物学分野(上村尚美講師、太田成男教授)らの共同研究グループは、濃度2%の水素ガスを吸入することにより心肺停止から蘇生したあとの脳機能や心筋組織の後遺症を軽減し、生存率を改善することをラットにおいて発見しました。
心肺停止は、たとえ救命できたとしても脳や心臓に重篤な後遺症を残し、社会復帰の可能性は低く予後は極めて不良です。現在、心肺停止に対する、唯一の効果的な治療法として低体温療法が行われていますが、手技自体が煩雑であり、手技に伴う合併症などのリスクが高く、低体温療法に代わる新しい治療法の確立が望まれています。
本研究グループは、水素ガスの吸入によって脳や心臓の虚血再灌流障害(きょけつさいかんりゅうしょうがい:血流を再開させた結果、臓器の組織障害が進行する現象)を抑制することをラットによる実験で明らかにしてきました。
今回の研究結果により、水素ガス吸入療法は、心肺停止から蘇生したあとの脳や心臓の機能低下を抑制し、生命予後の改善に効果がある可能性が示唆され、心肺停止蘇生後の患者さんの社会復帰率向上に向けての大きな一歩と考えられます。この治療法は濃度2%水素ガスを吸入するもので、爆発等の危険性はありません。
本研究成果は、2012 年10月16日(米国東部時間)に米国心臓病学会雑誌Journal of the American Heart Associationオンライン版に公開されます。

プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

プレスリリース(PDF)

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