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[プレスリリース]
百寿者iPS細胞を樹立
アルツハイマー病、パーキンソン病の発症前診断・予防治療薬の開発に期待
—神経難病や老化研究への応用へ道—

医療研究
2012/07/26  慶應義塾大学医学部

慶應義塾大学医学部神経内科の研究グループ(鈴木則宏教授、八木拓也助教、伊東大介専任講師)は、同生理学教室(岡野栄之教授ら)、同老年内科(広瀬信義専任講師ら)と共同で、アルツハイマー病やパーキンソン病をはじめとする神経難病や老化研究に取り組んでいます。
アルツハイマー病やパーキンソン病は、いずれも頻度の高い高齢者疾患で根本的治療法のない難治性疾患です。その発症には老化が関与していることはわかっていましたが、正確なメカニズムはいまだ不明です。今回、本研究グループは、生前重篤な疾患がなく極めて健康な老後を過ごされた百寿者(105歳以上の2例)の亡くなられたあとの皮膚の細胞から、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作製し、さらにパーキンソン病で脱落するドーパミン細胞への誘導に成功しました。さらにアルツハイマー病、パーキンソン病由来の細胞では百寿者細胞と比較して病気に関連しているβアミロイドやαシヌクレインの産生を2倍近く産生していることを見出し、高齢発症の神経難病では発生の初期から病態異常があることが示されました。
これまで、本研究グループを含めいくつかの研究グループで疾患iPS細胞が樹立されていますが、重篤な疾患が否定された基準となるiPS 細胞がありませんでした。本研究により樹立されたこの百寿者iPS細胞は理想的な正常iPS細胞(スーパーコントロール)となり疾患iPS細胞を組み合わせることにより老化研究、疾患研究だけでなく発症前の診断や予防治療薬の開発などに利用可能で、先制医療への展開に期待されます。
本研究成果は、医学雑誌「PLoS ONE」のオンライン速報版で公開されます。
プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

プレスリリース(PDF)

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