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[プレスリリース]
世界初の大規模「遺伝学的アプローチ」により
脳の発達に必要な糖鎖とそれを制御する新しい遺伝子群を発見

研究医療
2010/12/24  慶應義塾大学医学部

糖は、身体のエネルギーとして使われるだけでなく、身体の発達や免疫、脳の活動などに重要です。そのような糖は蛋白質や脂質に結合しており、「糖鎖」と総称されています。慶應義塾大学医学部生理学教室後藤聡特別研究講師と山本美紀研究員は、脳・神経節の発達に必要な糖鎖を見出し、さらに、その糖鎖を作るのに必要な遺伝子を、ショウジョウバエを用いて多数発見しました。これらの遺伝子群の中には、ヒトにも共通して存在する遺伝子が数多く含まれており、さらには、ヒトにおいて糖鎖の異常で生じる疾患(先天性糖鎖異常症)の原因遺伝子が含まれていました。
このことから、今回発見した遺伝子群の中に、ヒトの身体や脳の発達に必要な糖鎖を作る遺伝子も含まれていると考えられます。将来的には、これらの遺伝子の役割を研究することで、糖鎖の異常で生じた疾患の原因解明や治療につながると期待されます。
本研究は、世界で初めておこなった、糖鎖を作る遺伝子の大規模な「遺伝学的アプローチ」です。本研究の論文は、PLoS Genetics オンライン( http://www.plosgenetics.org/home.action )に、本日付で掲載されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

プレスリリース(PDF)

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