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[プレスリリース]
絶縁体に電気信号を流すことに成功-省エネデバイスに新展開-

研究
2010/03/10  科学技術振興機構(JST)
東北大学金属材料研究所
慶應義塾大学

JSTの目的基礎研究事業の一環として、東北大学金属材料研究所の齊藤英治教授らは、電子の自転「スピン」を用いることで絶縁体に電気信号を流す方法を発見しました。通常、絶縁体には電気が流れませんが、齊藤教授らの研究では最新の方法で電気信号をスピンに変換して磁性ガーネット結晶と呼ばれる絶縁体へ注入、絶縁体中を「スピンの波」として伝送し、再び電気に変換することによって、絶縁体中も電気信号を伝送できることを発見しました。この電気信号伝送は、省エネルギー技術へ応用できます。
通常の金属や半導体を流れる電流は、ジュール熱と呼ばれるエネルギー損失を伴います。これを回避するためには、摂氏マイナス百度以下の非常な低温でのみ発現する超伝導現象を用いるしかありませんでしたが、今回発見された絶縁体中の伝導にはこのジュール熱の発生がなく、かつ室温でも動作することから、新しい省エネルギー情報伝送手法としても注目されます。
この成果は、齊藤教授がこれまでに培ってきた固体中の相対論効果(スピンホール効果、逆スピンホール効果)の開拓など、スピンをエレクトロニクスに結びつけるための要素技術についての先駆的研究が実を結んだものです。
本研究は、慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程2年の梶原瑛祐(ようすけ)氏、東北大学金属材料研究所の前川禎通教授と高梨弘毅教授、FDK社との共同で行われました。
本研究成果は、2010年3月11日(英国時間)発行の英国科学雑誌「Nature」に掲載されます。

プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

プレスリリース(PDF)

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