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[プレスリリース]
慶應義塾大学、早稲田大学、東京工業大学、東京大学による「4大学ナノ・マイクロファブリケーションコンソーシアム」について

研究教育
2009/02/16  慶應義塾大学
早稲田大学
東京工業大学
東京大学

近年、トップダウン超微細加工技術はマイクロメートルスケールからナノメートルスケールの領域に展開されつつあります。また一方、分子の自己集合などのボトムアップ技術との融合も進められており、マクロスケールからマイクロメートル、ナノメートルスケールまで、各サイズで制御された構造をもつデバイス構築技術が実現しようとしています。こうした技術は、エレクトロニクスのみならず、ナノフォトニクス、MEMS/NEMS、マイクロ・ナノ化学、ナノバイオ等々の新しい科学と工学の研究領域の発展・融合を促進し、新しい価値を創造する産業技術に展開すると期待されます。この新しいナノ・マイクロ工学は医療、環境、エネルギーなどに関連する産業と社会、人々の生活に大いに貢献すると期待され、世界中で激しい研究開発競争が繰り広げられています。

例えば、MEMS/NEMS技術で作成したマイクロチップにマイクロ・ナノ化学の技術で化学反応の機構を構築し、ナノバイオ技術で特定のバイオマーカーを血清から検出する機能を与え、ナノフォトニクスを用いて超高感度に検出できるようにすれば、どこでも手軽に病気や健康状態のチェックができる新しい技術と製品が創出されると期待されています。この場合には、病人や高齢者が交通手段で移動する必要もなくなれば、患者負担低減によるライフクォリティーの向上のみならず、それだけで原油何十億リットルもの省エネルギー効果も試算されています。

この新しい科学技術の確立には、トップダウン加工とボトムアップ・ナノテクノロジーの境界の空間スケールである「拡張ナノ空間(10 ナノメートルから1 マイクロメートル程度の空間)」に関する研究開発推進が、ナノテクノロジーを実際のデバイス・システムに繋げていくためのキーポイントとなります。我が国における研究水準は、世界的にも極めて高く欧米諸国と比肩するレベルにあります。しかし、激しい国際競争の中でいち早く社会や人々の生活に役立つ製品を創出し、新しい市場と産業を創成して大きな創業国利益を確保するためには、個々に進められている研究を結集して、大きな研究推進力を生むことが重要です。特に、全ての研究に共通するナノ・マイクロファブリケーション技術を中核として研究拠点COEを形成することは研究効率を高め研究開発を大いに加速します。以上のような観点から、慶應義塾大学、早稲田大学、東京工業大学、東京大学の各学部長など関連部局長の合意に基づき、昨年3月に「4大学ナノ・マイクロファブリケーションコンソーシアム」を設立し、拠点形成に向けた準備を進めてきました。

このたび、本コンソーシアムの活動についての支援が文部科学省からの21年度概算要求が政府原案として認められ、平成21年度より本格的に活動を開始することが決定いたしました。
これにより、拡張ナノ空間の学術領域確立により新現象発見・新デバイス創成が望まれるなか、大学間連携による学術基盤創成・人材育成の推進として、既存の教育連携をベースに、各大学の単位交換や新規講義設立により、新興分野に関する大学院学生および社会人の教育面での連携を推進し、新たな教育・研究活動を展開する計画です。
また、本年1月には、本コンソーシアムは、川崎市と研究教育推進とその環境整備、我が国のものづくりを牽引する技術創出と地域産業界との橋渡しなどについて、連携・協力していくことで合意いたしました。現在、新しい研究拠点整備の準備を着々と進めております。

私立大学と国立大学、地方自治体と地域産業界が結集するこれまでにないユニークな協力関係は、それぞれが擁する人、知識、技術、国際交流のネットワークを統合し、効率的で強力な研究推進体制を作り上げ、世界最強のCOEとしてさらに優秀な若い人たちが世界中から集まる研究拠点をつくるものと期待しております。

プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

プレスリリース(PDF)

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