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「統合システムバイオロジー」の世界拠点を目指して~地域と連携して進展する慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパス(TTCK)~

 
2011/08/23  慶應義塾

日本有数の米どころとして知られる山形県庄内地方。その中の鶴岡市に慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパス(TTCK)はあります。山形県および鶴岡市との連携のもとに2001年4月に開設されてからすでに10年以上経ちましたが、その間、海外の研究者もうらやむような研究環境を整え、「統合システムバイオロジー」の世界の拠点となることを目指した「先端生命科学研究所」(所長・冨田勝環境情報学部教授)の活動を中心にメタボローム解析などのバイオ分野において、これまでに数々の研究成果をあげてきました。「唾液でがんを発見する新技術の開発」、「山形県産米・つや姫のおいしさ要因の解明」、「庄内名産のダダチャ豆の味と香りの成分分析」、「柿は加熱処理で健康成分増加」、「血液で肝臓疾患9種を一斉診断できる技術の開発」などいずれも国内外で注目され高い評価を得ています。

また、TTCKの教育・研究のリーダー、冨田勝環境情報学部教授は「教育でもっとも重要なことは『教えること』ではなく、『面白さを伝えること』につきる。何かを教えようとするとき、その面白さが生徒に伝わって火がつけば、あとは環境を整えておくだけで自分でどんどん吸収していく」と語っています(『三田評論』2011年5月号)。先端研究を学生や高校生たちと共有して将来の研究者を育てていくのもTTCKの教育・研究の特徴のひとつです。慶應義塾大学環境情報学部先端生命科学研究会(SFCバイオ)の学生たちは、バイオキャンプというプログラムで半年~1年の間、TTCKに滞在し、最先端の実験施設を利用してバイオテクノロジーの基礎実験を体験し単位を修得します。また、慶應義塾一貫教育校の高校生がバイオ研究を体験する「サマーバイオカレッジ」を開催したり、地元鶴岡市の高校生を研究助手として採用したりと、高い志を持つ高校生の教育にも力を入れています。今年8月には、日本の将来を担う全国の高校生が鶴岡に集結し、日ごろの研究成果を発表し合い優秀な研究発表を表彰する「第1回高校生バイオサミットin鶴岡」を開催しました。

この8月19・20日には、慶應義塾評議員によるTTCKの視察があり10数名の参加がありました。冨田教授からの概要説明に続き最新の研究設備を持つ施設を見学、さらにTTCKでの研究を基盤とする鶴岡発ベンチャーのスパイバー(株)による「究極の繊維・クモの糸の実用化」への取り組みの紹介や学部生・大学院生による研究発表を聴講し、TTCKの進展の様子に感嘆の声があがっていました。

山形県、鶴岡市と連携し、慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパス(TTCK)は教育・研究の今後ますますの進展を目指しています。
鶴岡タウンキャンパス(TTCK)・キャンパスセンター
▲鶴岡タウンキャンパス(TTCK)・キャンパスセンター
先端生命科学研究所バイオラボ棟に隣接する鶴岡メタボロームキャンパス
▲先端生命科学研究所バイオラボ棟に隣接する鶴岡メタボロームキャンパス

本塾評議員ほかによる視察の様子
▲本塾評議員ほかによる視察の様子
実験機器
▲実験機器

世界にも類を見ない実験設備
▲世界にも類を見ない実験設備
冨田教授の説明に熱心に聞きいる
▲冨田教授の説明に熱心に聞きいる

学部生による研究発表
▲学部生による研究発表
榎本政規鶴岡市長の挨拶(藤沢周平記念館で)
▲榎本政規鶴岡市長の挨拶(藤沢周平記念館で)

致道博物館(鶴岡市内)
▲致道博物館(鶴岡市内)
豊かな水田が広がる庄内平野
▲豊かな水田が広がる庄内平野

撮影:広報室
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