メインカラムの始まり
小泉信三記念講座「iPS細胞研究の進展」開催
2010/10/12 慶應義塾
10月1日(金)、三田キャンパス西校舎ホールにて小泉信三記念講座が開催され、慶應義塾大学藤田眞幸医学部教授の司会のもと、京都大学iPS細胞研究所所長山中伸弥教授による講演「iPS細胞研究の進展」が行われました。同分野の第一人者である山中教授の講演には、多数の参加者に加え、多くの取材陣も来場し、注目度の高いイベントとなりました。
山中教授の講演に先立ち、慶應義塾大学岡野栄之医学部教授によるイントロダクション・スピーチも行われ、iPS細胞研究の概要や、iPS細胞研究を通じた山中教授と慶應義塾大学の密接な連携協力関係が紹介されました。
山中教授は講演の中で、iPS細胞開発に至るまでの経緯や臨床応用を含めた将来的展望について、自身のこれまでの国内外における研究者としてのキャリアを織り交ぜながら話しました。医学の歴史を塗り替えるこの発見が、山中教授個人ではなく、「チーム」によりもたらされたことを、研究室のメンバーを始めとした国内外の関係者の協力や業績を度々称えることで強調している点が印象的なスピーチでした。
講演の主題である「iPS細胞」は、大人の皮膚細胞に4種類の遺伝子を導入するだけで、ほぼ無限に増殖し、神経や筋肉、骨などあらゆる細胞に変わる胚性幹(ES)細胞に似た「人工多性能幹(iPS)細胞」を指します。人間の皮膚などの体細胞から作られるため、動物の胚や人間の卵子を利用して作られるES細胞とは異なり、倫理上問題視される可能性が低く、幹細胞研究が大きく前進することが期待されています。
山中教授の講演に先立ち、慶應義塾大学岡野栄之医学部教授によるイントロダクション・スピーチも行われ、iPS細胞研究の概要や、iPS細胞研究を通じた山中教授と慶應義塾大学の密接な連携協力関係が紹介されました。
山中教授は講演の中で、iPS細胞開発に至るまでの経緯や臨床応用を含めた将来的展望について、自身のこれまでの国内外における研究者としてのキャリアを織り交ぜながら話しました。医学の歴史を塗り替えるこの発見が、山中教授個人ではなく、「チーム」によりもたらされたことを、研究室のメンバーを始めとした国内外の関係者の協力や業績を度々称えることで強調している点が印象的なスピーチでした。
講演の主題である「iPS細胞」は、大人の皮膚細胞に4種類の遺伝子を導入するだけで、ほぼ無限に増殖し、神経や筋肉、骨などあらゆる細胞に変わる胚性幹(ES)細胞に似た「人工多性能幹(iPS)細胞」を指します。人間の皮膚などの体細胞から作られるため、動物の胚や人間の卵子を利用して作られるES細胞とは異なり、倫理上問題視される可能性が低く、幹細胞研究が大きく前進することが期待されています。
▲会場の様子
▲岡野教授によるイントロダクション・スピーチ
▲講演する山中教授
▲講演に聞き入る参加者
撮影:井上 悟






















