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シンポジウム「大学とスポーツを考える~地域社会との関わり2009秋~」開催
2009/10/07 慶應義塾
10月3日(土)、日吉キャンパス独立館にて、大学院健康マネジメント研究科とスポーツ医学研究センターの主催によるヤマト寄附講座シンポジウム「大学とスポーツを考える~地域社会との関わり2009秋~」が開催されました。
開会宣言に続き、慶應義塾体育会蹴球部で活躍した経験を持つ、松沢成文神奈川県知事による基調講演「これからの大学と地域社会のあり方について」が行われました。松沢知事は、神奈川県は高校部活動の活性化に取り組んでいるが、指導者不足に頭を悩ましていると語り、大学には専門知識を持つ優れたコーチングスタッフが多くいることから、県内の高校へのコーチ派遣や、高校生を大学に招いて交流試合を行ってはどうかという問題提起を行いました。
基調講演に続いて「スポーツによる地域貢献~全国の大学の実践報告~」では、スポーツ医学研究センターの増田元長研究員による全国的な実態調査の報告が行われました。それぞれの大学の特徴を生かした多様な取り組みがなされているが、どの大学も資金と人材の確保に苦労していること、地域貢献活動が結果的には学生に対する高い教育効果を上げていることが報告されました。
「大学は地域社会にスポーツでどのように貢献が出来るのか」というテーマを掲げたパネルディスカッションでは、パネリストとして横浜市の阿部守一副市長、早稲田大学の宮内孝知教授、スポーツ医学研究センター・大学院健康マネジメント研究科の小熊祐子准教授が登壇し、スポーツプロデューサーでもある大学院健康マネジメント研究科の杉山茂客員教授がコーディネーターを務めました。
阿部副市長は、市と大学の共生、双方にメリットがある形で地域の課題を解決することが重要、と語り、市が大学へ期待することとして、空き時間を利用した市民スポーツ団体への大学施設開放、大学に蓄積された専門知識を活用した地域の指導者の育成、地域社会への大学指導者の派遣やスポーツ教室の開催、大学が主体となった総合型地域スポーツクラブ設立、の4つを挙げました。
早稲田大学が主導して2000年に設立した所沢市西地区総合型地域スポーツクラブの副会長を務める宮内教授は、大学を中心に展開することで地域住民の参加が促進されていることや、クラブ設立にあたっての学内の調整の苦労などについて語りました。
小熊准教授は、健康志向が高まっているが、健康に関する正しい情報がわかりやすく伝わっているわけではないと語り、大学に蓄積されているスポーツ医学の知識を地域社会へ還元していくことの重要性について述べました。また、研究機関としての大学と地域との関わり方の意義について、スポーツ医学研究センターで行われている3ヶ月間の集中ライフスタイル改善プログラムを事例として挙げました。
当日の来場者は100名、地域住民から塾生まで、幅広い年齢層の方々が集まりました。密度の濃い内容となった今回のシンポジウムでは、行政と大学の双方にとって安全面の確保が大きな課題であることが改めて浮き彫りになりましたが、コーディネーター役を務めた杉山客員教授は、「横浜力」、「早稲田力」、「慶應義塾力」をフル活用して、今後のスポーツを通じた取り組みに向けて一緒に克服していくことが重要ではないか、と締め括りました。
開会宣言に続き、慶應義塾体育会蹴球部で活躍した経験を持つ、松沢成文神奈川県知事による基調講演「これからの大学と地域社会のあり方について」が行われました。松沢知事は、神奈川県は高校部活動の活性化に取り組んでいるが、指導者不足に頭を悩ましていると語り、大学には専門知識を持つ優れたコーチングスタッフが多くいることから、県内の高校へのコーチ派遣や、高校生を大学に招いて交流試合を行ってはどうかという問題提起を行いました。
基調講演に続いて「スポーツによる地域貢献~全国の大学の実践報告~」では、スポーツ医学研究センターの増田元長研究員による全国的な実態調査の報告が行われました。それぞれの大学の特徴を生かした多様な取り組みがなされているが、どの大学も資金と人材の確保に苦労していること、地域貢献活動が結果的には学生に対する高い教育効果を上げていることが報告されました。
「大学は地域社会にスポーツでどのように貢献が出来るのか」というテーマを掲げたパネルディスカッションでは、パネリストとして横浜市の阿部守一副市長、早稲田大学の宮内孝知教授、スポーツ医学研究センター・大学院健康マネジメント研究科の小熊祐子准教授が登壇し、スポーツプロデューサーでもある大学院健康マネジメント研究科の杉山茂客員教授がコーディネーターを務めました。
阿部副市長は、市と大学の共生、双方にメリットがある形で地域の課題を解決することが重要、と語り、市が大学へ期待することとして、空き時間を利用した市民スポーツ団体への大学施設開放、大学に蓄積された専門知識を活用した地域の指導者の育成、地域社会への大学指導者の派遣やスポーツ教室の開催、大学が主体となった総合型地域スポーツクラブ設立、の4つを挙げました。
早稲田大学が主導して2000年に設立した所沢市西地区総合型地域スポーツクラブの副会長を務める宮内教授は、大学を中心に展開することで地域住民の参加が促進されていることや、クラブ設立にあたっての学内の調整の苦労などについて語りました。
小熊准教授は、健康志向が高まっているが、健康に関する正しい情報がわかりやすく伝わっているわけではないと語り、大学に蓄積されているスポーツ医学の知識を地域社会へ還元していくことの重要性について述べました。また、研究機関としての大学と地域との関わり方の意義について、スポーツ医学研究センターで行われている3ヶ月間の集中ライフスタイル改善プログラムを事例として挙げました。
当日の来場者は100名、地域住民から塾生まで、幅広い年齢層の方々が集まりました。密度の濃い内容となった今回のシンポジウムでは、行政と大学の双方にとって安全面の確保が大きな課題であることが改めて浮き彫りになりましたが、コーディネーター役を務めた杉山客員教授は、「横浜力」、「早稲田力」、「慶應義塾力」をフル活用して、今後のスポーツを通じた取り組みに向けて一緒に克服していくことが重要ではないか、と締め括りました。
▲松沢成文神奈川県知事
▲阿部守一横浜市副市長
▲パネルディスカッション
▲会場の様子
撮影:清水 健






















