メインカラムの始まり
秀吉が正室「おね」にしたためた書状など、書跡や絵画、古典籍1740点
センチュリー文化財団から慶應義塾に寄託
2009/02/25 慶應義塾
慶應義塾が2008年に創立150年を迎えたことを記念して、財団法人センチュリー文化財団から、書跡を中心とする美術品と古典籍1740点が、慶應義塾に寄託されることとなりました。センチュリー文化財団は株式会社旺文社の創業者・故赤尾好夫氏の発意により、言語及び言語に係わる文化に関する資料の収集・保存・展示等を通じ次代を担う人々が言語及び人類文化に対する理解と認識を深めることに寄与、もって人類の相互理解と世界平和に貢献することを目的に設立された財団です。今回の寄託品は、日本及び東洋の古典に関する資料の蒐集保管、調査研究を行っている慶應義塾大学附属研究所 斯道文庫(しどうぶんこ)が保管先となります。また、寄託品に関連する諸分野の研究助成のため「センチュリー文化財団赤尾記念基金」(仮称)として、センチュリー文化財団より1億円が義塾に寄付されることとなり、2月24日に三田キャンパス図書館旧館記念室にて、契約書の調印式と基金の感謝状贈呈式が行われました。式のなかで安西塾長は、この度の寄託によって、研究所として伝統のある斯道文庫で書誌学と書学の融合がさらに促進するよう研鑽を積みたいと挨拶しました。
式では寄託品のなかから次のようなものが披露されました。
・書状 豊臣秀吉筆 書状 1幅 桃山時代・16世紀
・和様 本阿弥光悦筆 金銀泥下絵黄山谷詩書巻 1巻 江戸時代・17世紀
・短冊 宮家門跡短冊帖 1帖 室町~江戸時代・15~18世紀
・絵画 京洛風俗図屏風 6曲1双 桃山時代・16世紀
・文箱 沃懸地螺鈿梅花文文箱 1口 桃山時代・16世紀
・硯箱 海浜海鵜文蒔絵硯箱1口 江戸時代・17世紀
・経筒 銅造経筒1口 平安時代 など
<斯道文庫とは>
慶應義塾大学附属研究所斯道文庫は、「日本及び東洋の古典に関する資料の蒐集保管並びにその調査研究を行うこと」を目的とする研究機関で、日本国内や海外に在る和漢の書物の現地調査と、マイクロフィルムやデジタル撮影等による収集・整理を行いつつ、それらを対象として書誌学的方法による精密な研究を行っています。また約14万冊(寄託書33,500冊を含む)の蔵書と、約6,200本の100フィートマイクロフィルム・約1,300冊の紙焼写真版を収蔵しており、専門図書館として学内外の研究者に公開しています。この他に、大学院生を対象とする「斯道文庫講座」を開講したり、年に一度塾外の著名な研究者を招いて公開講演会を催したりして、書誌学の普及に努めています。
<斯道文庫の歴史>
現在の斯道文庫は、昭和13年12月に当時の株式会社麻生商店社長 麻生太賀吉氏が、日本並びに東洋の精神文化を研究する研究所として、福岡に設立した財団法人斯道文庫を前身とします。「斯道」の語は、『論語』等に由来する仁義の道を意味することばです。同財団は昭和20年6月の空襲により、書庫を除く関連施設をほぼ焼失したため、同21年5月末日に解散しました。その蔵書約7万冊は、一時期九州大学に寄託されていましたが、財団の事業を継承する研究機関の設置を願う麻生氏により、昭和33年の慶應義塾創立100年の際、慶應義塾に寄贈されました。そして開設準備期間を経た昭和35年12月に、慶應義塾の附属研究所として新たなスタートを切り、平成22年には50周年を迎えます。
式では寄託品のなかから次のようなものが披露されました。
・書状 豊臣秀吉筆 書状 1幅 桃山時代・16世紀
・和様 本阿弥光悦筆 金銀泥下絵黄山谷詩書巻 1巻 江戸時代・17世紀
・短冊 宮家門跡短冊帖 1帖 室町~江戸時代・15~18世紀
・絵画 京洛風俗図屏風 6曲1双 桃山時代・16世紀
・文箱 沃懸地螺鈿梅花文文箱 1口 桃山時代・16世紀
・硯箱 海浜海鵜文蒔絵硯箱1口 江戸時代・17世紀
・経筒 銅造経筒1口 平安時代 など
<斯道文庫とは>
慶應義塾大学附属研究所斯道文庫は、「日本及び東洋の古典に関する資料の蒐集保管並びにその調査研究を行うこと」を目的とする研究機関で、日本国内や海外に在る和漢の書物の現地調査と、マイクロフィルムやデジタル撮影等による収集・整理を行いつつ、それらを対象として書誌学的方法による精密な研究を行っています。また約14万冊(寄託書33,500冊を含む)の蔵書と、約6,200本の100フィートマイクロフィルム・約1,300冊の紙焼写真版を収蔵しており、専門図書館として学内外の研究者に公開しています。この他に、大学院生を対象とする「斯道文庫講座」を開講したり、年に一度塾外の著名な研究者を招いて公開講演会を催したりして、書誌学の普及に努めています。
<斯道文庫の歴史>
現在の斯道文庫は、昭和13年12月に当時の株式会社麻生商店社長 麻生太賀吉氏が、日本並びに東洋の精神文化を研究する研究所として、福岡に設立した財団法人斯道文庫を前身とします。「斯道」の語は、『論語』等に由来する仁義の道を意味することばです。同財団は昭和20年6月の空襲により、書庫を除く関連施設をほぼ焼失したため、同21年5月末日に解散しました。その蔵書約7万冊は、一時期九州大学に寄託されていましたが、財団の事業を継承する研究機関の設置を願う麻生氏により、昭和33年の慶應義塾創立100年の際、慶應義塾に寄贈されました。そして開設準備期間を経た昭和35年12月に、慶應義塾の附属研究所として新たなスタートを切り、平成22年には50周年を迎えます。
▲握手をするセンチュリー文化財団赤尾理事長と安西塾長
▲センチュリー文化財団と慶應義塾の関係者
▲寄託品を見る関係者
▲手前が秀吉の書状
▲京洛風俗図屏風
撮影:石戸 晋






















