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欧州連合(EU)欧州議会議長ペテリング博士講演会、開催
2008/02/12 慶應義塾
2月6日(水)、ハンス=ゲルト・ペテリング欧州議会議長一行が三田キャンパスを訪問し、安西塾長、坂本国際連携担当常任理事と面会、その後、田中俊郎法学部教授(ジャン・モネ・チェア)の司会により、議長が「リスボン条約と今後のEU」というタイトルで講演を行いました。小雪混じりの生憎の空模様にもかかわらず、義塾内外から150名を超える学生およびEU研究者が参加し、講演会場である図書館旧館大会議室は、立ち見が出るほどの盛況でした。
ペテリング議長は、義塾のモットーである「ペンは剣よりも強し」を引用し、平和的手段に重きを置くEUの理念との共通性を説き、福澤諭吉の先見の明を称える言葉で講演を始めました。2008年は欧州異文化間対話年と位置づけられており、日本とEUは、民主主義という基本的な価値を共有し、国際社会の平和と安定に主導的役割を果たす重要なパートナーであることから最初のアジアの訪問国として日本を選んだと述べました。
2007年12月13日に調印されたリスボン条約は、EU市民に権利と自由を保障し、欧州議会がより強い権限をもった立法府になることを可能にし、市民の声がより反映されるものになると同時に、対外的には、EUが通商・通貨だけでなく、外交・安全保障の面でも重要なアクターとして行動できるものになると述べました。全構成国での批准手続きを2008年中に完了させ、2009年1月1日の発効を目指しているということでした。
今後は、気候変動への対応が緊急の課題であり、行動を取らないコストは非常に高く経済的合理性からいっても緊急の課題であること、EUは2020年までにCO2の20パーセント削減を目指しており、昨年のEUサミットでは30パーセント削減を提案したと述べました。地球温暖化問題はEUと日本で主導していかなければならないことであり、G8洞爺湖サミットはバリ会議(COP13)の後の重要なポイントであり、環境にやさしい新技術は日本から発信をしてほしいと、とくに次世代を担う若い聴衆に向けてエールが送られました。
質疑応答の時間では、リスボン条約の批准方法、欧州議会と国内議会の関係のあり方、EU内の民族・地域の独立問題、今後の中国・EU関係等に関して学生や研究者から発せられた質問の数々に、具体的な事例を挙げながら真摯な回答があり、活発な意見交換が行われました。
ペテリング議長は、義塾のモットーである「ペンは剣よりも強し」を引用し、平和的手段に重きを置くEUの理念との共通性を説き、福澤諭吉の先見の明を称える言葉で講演を始めました。2008年は欧州異文化間対話年と位置づけられており、日本とEUは、民主主義という基本的な価値を共有し、国際社会の平和と安定に主導的役割を果たす重要なパートナーであることから最初のアジアの訪問国として日本を選んだと述べました。
2007年12月13日に調印されたリスボン条約は、EU市民に権利と自由を保障し、欧州議会がより強い権限をもった立法府になることを可能にし、市民の声がより反映されるものになると同時に、対外的には、EUが通商・通貨だけでなく、外交・安全保障の面でも重要なアクターとして行動できるものになると述べました。全構成国での批准手続きを2008年中に完了させ、2009年1月1日の発効を目指しているということでした。
今後は、気候変動への対応が緊急の課題であり、行動を取らないコストは非常に高く経済的合理性からいっても緊急の課題であること、EUは2020年までにCO2の20パーセント削減を目指しており、昨年のEUサミットでは30パーセント削減を提案したと述べました。地球温暖化問題はEUと日本で主導していかなければならないことであり、G8洞爺湖サミットはバリ会議(COP13)の後の重要なポイントであり、環境にやさしい新技術は日本から発信をしてほしいと、とくに次世代を担う若い聴衆に向けてエールが送られました。
質疑応答の時間では、リスボン条約の批准方法、欧州議会と国内議会の関係のあり方、EU内の民族・地域の独立問題、今後の中国・EU関係等に関して学生や研究者から発せられた質問の数々に、具体的な事例を挙げながら真摯な回答があり、活発な意見交換が行われました。
▲講演会の様子
▲ペテリング議長
▲講演会場
▲ペテリング議長一行と安西塾長、坂本常任理事
撮影:井上 悟






















