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曽我朋義教授、冨田勝教授(環境情報学部)および澤本和延准教授(医学部ブリヂストン神経再生・再生学寄附講座)、文部科学大臣表彰科学技術賞および若手科学者賞受賞

 
2007/04/18  慶應義塾

平成19年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞および若手科学者賞受賞者が4月10日(火)、文部科学省より発表されました。慶應義塾からは、環境情報学部 曽我朋義(そが・ともよし)教授および同学部長 冨田勝(とみた・まさる)教授が「平成19年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞・研究部門」を受賞し、医学部ブリヂストン神経再生・再生学寄附講座 澤本和延(さわもと・かずのぶ)准教授が「若手科学者賞」を受賞しました。

*各研究者の受賞理由とプロフィールは以下のとおりです。
受賞者名 環境情報学部 曽我朋義(そが・ともよし)教授 / 同学部長 冨田勝(とみた・まさる)教授
受賞理由 高性能・高効率な分析技術を世界に先駆けて開発し、細胞内に存在する数千種類の代謝物質を一斉に分析することを可能にした。代謝物質のほとんどがイオン性を持つことに着目し、イオン性物質に対して高分離能を有するキャピラリー電気泳動(CE)と高選択・高感度検出器である質量分析計(MS)を組み合わせた独創的なものである。

この技術を用いて病気診断に役立つ物質(バイオマーカー)を発見するために、数千種類の代謝物質の変化を瞬時に可視化する情報処理技術も開発した。

本研究により、急性肝炎時に血中で急増するバイオマーカーと、特定のがん細胞にのみ増加するバイオマーカー候補をすでに発見している。本成果は、バイオマーカーの探索にブレイクスルーをもたらすものであり、医薬分野の進展を促進し、国民の健康に寄与することが期待される。
プロフィール ■曽我教授 
http://vu.sfc.keio.ac.jp/faculty/profile.cgi?0+soga外部サイトへのリンク
http://metabolome.iab.keio.ac.jp/外部サイトへのリンク

■冨田教授
http://vu.sfc.keio.ac.jp/faculty/profile.cgi?0+mt外部サイトへのリンク

■その他参考URL
慶應義塾大学環境情報学部 先端生命科学研究会
http://mtweb.bioinfo.sfc.keio.ac.jp/mtlab/外部サイトへのリンク
両教授のコメント
http://www.sfc.keio.ac.jp/visitors/news/articles/20070416_4103.html外部サイトへのリンク
受賞者名 医学部ブリヂストン神経再生・再生学寄附講座 澤本和延(さわもと・かずのぶ)准教授
受賞理由 脳を構成する神経細胞(ニューロン)の大部分は胎生期あるいは生後の初期に神経幹細胞から生まれる。しかし、神経幹細胞は成体の脳にも残存しており、継続的に神経細胞を産生していることが明らかになってきた。この成体脳における神経細胞の産生に多くの研究者が注目しているが、そのメカニズムには未だ不明の点が多く残されている。 

今回受賞対象となった研究では、マウス成体脳における細胞の増殖・移動・生存維持の新規なメカニズムを明らかにした。また、マウス脳虚血モデルを用いて、脳室下帯の幹細胞から産生される細胞が梗塞巣へ向かって移動し、神経細胞を部分的に再生させることを示した。

さらに、蛍光レポーターを用いて生体組織から神経幹細胞・ドーパミン神経細胞を直接分離・濃縮する方法を確立し、これらの細胞の移植がパーキンソン病モデル動物の症状を改善することを示した。 本研究成果は、神経発生・再生のメカニズムの理解を促進するとともに、神経系疾患の病態の理解並びに新しい治療法の開発に役立つ可能性があると期待される。
その他参考URL 慶應義塾大学医学部ブリヂストン神経発生・再生学寄附講座
http://k-sawamoto.com/外部サイトへのリンク
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