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「魅力ある大学院教育」イニシアティブに2年連続採択
2006/07/13 慶應義塾
慶應義塾大学大学院での取組2件が、7月12日(水)、平成18年度「『魅力ある大学院教育』イニシアティブ」に2年連続で採択されました。
このプログラムは、現代社会の新たなニーズに応えられる創造性豊かな若手研究者の養成機能の強化を図るため、大学院における意欲的かつ独創的な教育の取組について、文部科学省が重点的に支援するもので、平成17年度から始まりました。昨年度は「心に関する研究科横断プロジェクト型教育」と「情報社会のガバナンスを先導する研究者育成 (グローバルネットワーク&ダブルディグリー(GNDD)プログラム) 」の2件が採択されています。
今年度は国立・公立・私立大学あわせて129大学268件の申請があり、35大学46件が採択されました。
なお、概略は以下のとおりです。
このプログラムは、現代社会の新たなニーズに応えられる創造性豊かな若手研究者の養成機能の強化を図るため、大学院における意欲的かつ独創的な教育の取組について、文部科学省が重点的に支援するもので、平成17年度から始まりました。昨年度は「心に関する研究科横断プロジェクト型教育」と「情報社会のガバナンスを先導する研究者育成 (グローバルネットワーク&ダブルディグリー(GNDD)プログラム) 」の2件が採択されています。
今年度は国立・公立・私立大学あわせて129大学268件の申請があり、35大学46件が採択されました。
なお、概略は以下のとおりです。
| 申請分野(系) | 人社系 |
|---|---|
| 教育プログラム名 | グローバル化時代の政治学総合教育拠点形成 |
| 専攻等名 | 法学研究科政治学専攻 |
| 取組実施担当者名 | 田中俊郎(法学部、法学研究科教授) |
| 取組の概要 | (1)「基礎トレーニング支援プログラム」の新規開設 大学院レベルでの政治学総合教育の一環として、基礎トレーニング支援プログラムを新規開設し、従来の博士前期(修士)課程教育を拡充する。具体的には、政治学が対象とする多様な分野の研究動向に関する「基礎演習Ⅰ」、研究手法に関する「基礎演習Ⅱ」を開設する。これにより、学生は分野ごとの研究動向を把握し、自らの研究課題を既存研究の中に位置づけるとともに、独自な研究を行うに必要な研究手法を習得することによって、より専門的な大学院教育を効率的に履修していくことが期待される。 (2)「プロジェクト科目」の増設拡充 従来の個別的な大学院科目に加えて、これまで大学院生から高い評価を得てきた複数教員による「プロジェクト科目」の拡充・体系化を図る。具体的には、「5 つの系列」について、それぞれ1つ以上の入門的な「プロジェクト科目Ⅰ」を開設するとともに、より専門的な「プロジェクト科目Ⅱ」を設けて段階的に専門性を高める。また、その分野での先端的な研究を行う外部講師を、政策コミュニティ(政官界やシンクタンクなど)やジャーナリズムの世界から幅広く招聘して、実践的なトレーニングも行う。「プロジェクト科目Ⅱ」を拡充する上では、学内の各種研究機関との連携及び外国人招聘教授(有期)との共同科目を設置して、国際水準の研究成果を生み出す環境を整備していく。 |
| 申請分野(系) | 医療系 |
|---|---|
| 教育プログラム名 | 癌研究奨励修士・博士一貫教育イニシアチブ |
| 専攻等名 | 医学研究科 医科学専攻 |
| 取組実施担当者名 | 池田康夫(医学研究科委員長) |
| 取組の概要 | 医学研究科の教育理念は基礎・臨床の一体化を基盤とした医学・医療の推進に資する人材の育成であるが、本イニシアチブではさらに踏み込んで、修士課程から博士課程に進む多彩なバックグラウンドを持つ学生と医学部卒の博士課程学生とからなる「がん克服のための集学的研究者集団の育成」を目指す。修士2年、博士4年の一貫教育を受ける非医学部出身者のための目的指向型(「がん克服」)教育環境の充実を旨として、「がん集学的研究イニシアチブ」に属する臨床経験を有する教員と当該学生をTAとして配属し、「今のがん医学・医療を許容し、知る」のではなく、がん克服のために「何が足りないか」といった目的意識を明確にさせる個人指導を修士入学当初から徹底的に行うものとする。計画では以下の2つの計画を施策とする。 1 「修士課程チェックポイント制度」: 博士課程へと続く研究意欲の向上と教育の実質化を図るために、(1)入学時点における修士課程指導責任者(主査)の指導および所属TAによる包括的進路ガイダンス、(2)多彩な背景を持つ修士課程学生に医科学専攻生の動機付けと研究者としての自覚、目標の確認のため、希望者には臨床現場での体験、(3) 学生の自主的運営による研究成果報告会の開催、(4)修士論文作成指導・審査、の4段階を行なう。 2 「リサーチパーク・インキュベーション制度」: 修士課程から博士課程に進学する者については、修士論文審査の直後、自立的研究課題を提案させ、主査および副教育科目担当者(副査)・COE融合研究分担者による評価を経て、優秀課題数件に対して融合研究プラットフォーム(所属教室だけでなく、他教室やリサーチパーク、病棟などでの実地研修を含めた水平型研究環境)をオファーする。この自立的研究課題提案に向けた研究資金を大学負担分として支援する。リサーチパークには若手研究者(助手・講師)で数百万 /年の教授・教室に依存しない自己資金を持ち、顕著な研究成果を挙げた者が公開セミナーを行い、その評価成績で研究スペースを3年貸し出しをする「J-class制度」があり、「自立的研究支援基金」を別途大学が用意し博士課程で自立的環境での研究体験を積ませる。今回の取組によって修士課程と博士課程を密接に結びつけ、修士・博士計6年を一貫した所属と研究内容で過ごし自立的研究者となることも、将来の医療支援コメディカルとして活躍するための水平型キャリアを獲得することも可能になり、本塾医学部・病院が目指す患者中心の医療を支える学際的人材育成が可能になると期待できる。 |






















