ヘッダーの始まり
グローバルナビゲーションの始まり
パンくず式ナビゲーション
左カラムの始まり
メインカラムの始まり

ピーター・アグレ氏に対する慶應義塾大学名誉博士の称号授与式

 
2006/11/07  慶應義塾

11月1日(水)午後1時より、信濃町キャンパスの北里記念医学図書館の北里講堂において、デューク大学外部サイトへのリンク教授 ピーター・アグレ氏に対する慶應義塾大学名誉博士の称号授与式が、行われました。

授与式は安井正人医学部教授の司会のもと和やかな雰囲気で進行されました。池田康夫医学部長の推薦文朗読の後、安西塾長から学位記が授与されました。その後アグレ 氏が挨拶されて、式は終了しました。なお、今回の名誉博士号授与式は慶應医学賞外部サイトへのリンク授与式と同日に開催されました。

<ピーター・アグレ氏について>
アグレ 氏はデューク大学教授で、医学・生理学の研究分野における第一人者です。1992年に細胞膜にあって水だけを通過させる膜蛋白質、アクアポリンの発見で画期的な研究業績を挙げました。また2003年には、アクアポリンの発見に対してノーベル化学賞外部サイトへのリンクを授与されています。人間の身体の約7割は、水分子からできており、体内水分バランスは、生体の恒常性維持において最も重要な機能の一つです。細胞の膜に水を通す特別な穴が存在することは、約半世紀前から考えられていましたが、アグレ氏のアクアポリンの発見により、その実態が明らかとなりました。アクアポリンは身体のほとんどの臓器に分布し、水輸送およびグリセリン輸送にかかわっており、いくつかの病気とも関連があることが明らかになっています。今後は脳浮腫、肥満・糖尿病などの新しい治療法への貢献が期待されています。

<慶應義塾大学とのかかわり>
アクアポリンに関する研究は、その重要性から慶應義塾大学医学部外部サイトへのリンクでも積極的に行われてきました。いくつかの研究グループが10年来、アグレ 氏のグループと共同研究を行っています。アグレ氏は2004年に本学医学部が主催した21世紀COE公開セミナーの折にも来校され、本学の研究者たちとも親しく交流してきました。また、今後は本学の訪問教授 に就任が予定されており、一層の協力関係と友好が深まることでしょう。
ピーター・アグレ氏に対する慶應義塾大学名誉博士の称号授与式
ピーター・アグレ氏に対する慶應義塾大学名誉博士の称号授与式

撮影:石戸 晋

フッターの始まり