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HUMIプロジェクトが新たに2セットのグーテンベルク聖書のデジタル化に成功

 
2005/12/08  慶應義塾

HUMIプロジェクト外部サイトへのリンクは、文部科学省「オープン・リサーチ・センター整備事業」(ORC)による「ヨーロッパ各国図書館所蔵グーテンベルク聖書デジタル情報化」プロジェクト(代表:高宮利行文学部教授・HUMIプロジェクト主事)の研究活動の一環として、イギリス・エジンバラのスコットランド国立図書館外部サイトへのリンク、および、ドイツ・ミュンヘンのバイエルン州立図書館外部サイトへのリンクがそれぞれ1セット所有する、グーテンベルク聖書の全頁デジタル撮影に成功しました。

スコットランド国立図書館には、本年7月上旬、樫村雅章HUMIプロジェクト研究員(DMC機構助教授)をリーダーとする7名の撮影遠征隊を派遣し、 2200万画素の超高精細デジタルカメラによって、3週間の作業日程で1セット(上下2巻、約1300ページ)のデジタル・ファクシミリ(デジタル画像版複製本)用画像の撮影や、ドイツ・エルフルトで施されたとされる独特のスタイルを持つ手書き装飾大文字の拡大撮影などを行いました。

バイエルン州立図書館には「慶應義塾におけるドイツ年」の一環として、10月下旬から11月上旬にかけての3週間、同じく樫村研究員をリーダーとする延べ10名の遠征隊を派遣し、同様の手法で1セットのデジタル・ファクシミリ用画像の撮影を行いました。同館には、グーテンベルク聖書中の朱書きが必要な部分の内容まとめて聖書に添付して出荷したとされる、8ページの朱書き一覧(Tabula Rubricarum)の現存2部のうちの1部が所蔵されており、そのデジタル撮影も行いました。

HUMIプロジェクトの開発による特製ブック・クレイドル(書物台)やカメラ架台を用いた独自の貴重書撮影手法は、国際的に高い評価を受けており、今回の 2つの著名な研究図書館におけるグーテンベルク聖書のデジタル化が実現しました。これによりHUMIプロジェクトは、本塾所蔵本外部サイトへのリンクを含め7所蔵機関・16巻のグーテンベルク聖書の高精細デジタル画像を取得したことになり、活版印刷術の黎明期の謎を解明すべく、書誌学的比較研究に役立てています。デジタル・ファクシミリは2006年春までに完成の予定で、原資料所蔵図書館のWebサイトから2006年中に公開される見通しとなっています。

HUMIプロジェクトはこの他9月にも、ORCによる「ヨーロッパ各国図書館所蔵奈良絵本デジタル情報化」プロジェクト(代表:石川透文学部教授)の活動として、アイルランド・ダブリンのチェスター・ビーティー図書館外部サイトへのリンク所蔵の奈良絵本デジタル化外部サイトへのリンクのため、同館への3度目となる3週間の撮影遠征を行い、20巻以上の絵巻物のデジタル化に成功しており、世界的に重要な歴史的書物を最高品質のデジタル画像によって保存する貴重書デジタル・アーカイブの分野で、先端的な活動を続けています。
 
『グーテンベルク聖書』 
活版印刷の父グーテンベルクが15世紀半ばに200部ほど製作したといわれる最初の本格的印刷本で、現存は48部。東洋では慶應義塾図書館が1部所蔵しているのみ。
 
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