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第698回三田演説会
「コトバの形而上学——詩人哲学者井筒俊彦の起源」
 若松 英輔 君(批評家、思想家、「三田文学」編集長)

 
2014/05/26  

日程
2014/06/24(火) 14:45~16:15(開場14:00)
場所 三田キャンパス 三田演説館
対象 どなたでもご参加可
事前申込 不要
備考 入場無料
※座席は先着順です。満席の場合は立見または入場を制限する場合がありますので、ご了承ください。
※三田演説会についての詳細や過去の講演会についてはこちらをご覧ください。

講演概要

 若き日の代表作『神秘哲学』から主著『意識と本質』に至るまで井筒は、時代、文化を問わず詩人たちの言葉に「形而上学」を発見してきた。古代ギリシアあるいは日本の歌人、芭蕉、リルケ、マラルメ、ボードレール、プーシキン、チュッチェフ、アラブの詩まで井筒俊彦を貫く詩学の起源に迫ってみたい。

講師紹介

<略歴・役職>
1968年生まれ、慶應義塾大学文学部人文社会学科仏文学専攻卒業。
読売新聞書評委員、『三田文学』編集長。

<受賞>
2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」において、
第14回三田文学新人賞評論部門当選。

講師主要著書

『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会 2011年)
『神秘の夜の旅』(トランスビュー 2011年)
『内村鑑三をよむ』(岩波書店 2012年)
『死者との対話』(トランスビュー 2012年)
『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー 2012年)
『池田晶子 不滅の哲学』(トランスビュー 2013年)
『岡倉天心「茶の本」を読む』(岩波書店 2013年)
『君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた』(河出書房新社 2014年)
『涙のしずくに洗われて咲きいづるもの』(河出書房新社 2014年)

Toshihiko Izutsu Philosopher of WORD
( LTCB International Library Selection No. 33 2014)
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