メインカラムの始まり
[半学半教] 少子社会だからこそ助産学を学ぶ(看護医療学部教授 近藤好枝)
2012/09/04 「塾」2012年SUMMER(No.275)掲載
※職名等は掲載時のものです。
2006年度に助産師国家試験受験資格を取得するコースとして設置されました。
確かな根拠と人間的な温かさとを融合させたケアの提供を目指しています。
2006年度に助産師国家試験受験資格を取得するコースとして設置されました。
確かな根拠と人間的な温かさとを融合させたケアの提供を目指しています。
近藤 好枝(こんどう よしえ)看護医療学部教授
私の専門領域は母性看護、特に妊娠・出産を支援する助産という領域です。少子社会が加速するわが国にあって、健康な次世代を生みだし、育成することを支えるという役割を担っています。毎年、受講を希望する学生が多い領域でもありますが、さまざまな制約があり、履修者数を制限せざるを得ないという悩みも抱えています。
科目の目標は、母子保健活動の多様な場において、広い視野で妊産褥婦(にんさんじょくふ)・女性・家族のニーズに応え、自立して実践できる能力の育成です。特に近年は周産期医療の高度化により期待される役割が広がり、診断能力の強化やドメスティックバイオレンスへの予防的対応についての理論的学習、さらには新生児集中治療室におけるケアや新生児蘇生法の習得など、より高度の臨床実践能力が求められるようになっています。
学内演習ではProblem Based Learning(PBL)チュートリアルやシミュレーション学習をとおして理解の深化を図っていますが、妊婦や乳幼児に接する機会がほとんどない学生にとっては、具体的な状態をイメージすることは難しく教育指導にもさまざまな工夫が必要になっています。さらに、臨床の場では、助産師らによる指導を受けて、学内で学んだ理論と技術を実際に活用する術を身につけていきます。女性に寄り添って、どのようにしたらその人の産む力を引き出し、安全で納得のいく出産を支援できるのかを学びながら、女性やそのご家族の喜ぶ姿に動機づけられてもいます。時には、望まれていない出産や家庭内暴力などの現実に遭遇することもあり、助産学に関する知識・技術のみならず、的確な観察力・判断力と倫理観を育む必要性を知ることになります。ある助産師が語った「分娩介助とは、神様から授かった命を家族のもとへ静かに受け渡す役割であり、安全に、厳かに、静かにバトンタッチをするのです」という言葉は、学生のなかに深く刻まれて、助産師としての姿勢を形成する助けになっています。
科目の目標は、母子保健活動の多様な場において、広い視野で妊産褥婦(にんさんじょくふ)・女性・家族のニーズに応え、自立して実践できる能力の育成です。特に近年は周産期医療の高度化により期待される役割が広がり、診断能力の強化やドメスティックバイオレンスへの予防的対応についての理論的学習、さらには新生児集中治療室におけるケアや新生児蘇生法の習得など、より高度の臨床実践能力が求められるようになっています。
学内演習ではProblem Based Learning(PBL)チュートリアルやシミュレーション学習をとおして理解の深化を図っていますが、妊婦や乳幼児に接する機会がほとんどない学生にとっては、具体的な状態をイメージすることは難しく教育指導にもさまざまな工夫が必要になっています。さらに、臨床の場では、助産師らによる指導を受けて、学内で学んだ理論と技術を実際に活用する術を身につけていきます。女性に寄り添って、どのようにしたらその人の産む力を引き出し、安全で納得のいく出産を支援できるのかを学びながら、女性やそのご家族の喜ぶ姿に動機づけられてもいます。時には、望まれていない出産や家庭内暴力などの現実に遭遇することもあり、助産学に関する知識・技術のみならず、的確な観察力・判断力と倫理観を育む必要性を知ることになります。ある助産師が語った「分娩介助とは、神様から授かった命を家族のもとへ静かに受け渡す役割であり、安全に、厳かに、静かにバトンタッチをするのです」という言葉は、学生のなかに深く刻まれて、助産師としての姿勢を形成する助けになっています。
助産学との出逢い
佐々木 祐樹(ささき ゆき)君
看護医療学部4年
看護医療学部4年
私たち助産課程の4名は、3月より授業を開始し、日々助産師としての知識や技術、心構えを学んでいます。特に、助産理論のPBL 学習は、新たな視点に気付くことができるだけでなく、自己の課題も明確になり学習意欲が高まるため、非常に刺激的です。
先生は臨床での経験も踏まえて講義してくださるので、全ての内容が印象的に心に残ります。また、一人一人の個性を理解し、いつも温かく私たちをサポートしてくださいます。
恵まれた環境にいること、そして妊婦さんや先輩助産師との出逢いに感謝しながら、妊娠から出産というライフイベントを、ニーズに応えつつ心身ともにサポートできる助産師を目指したいと思っています。
先生は臨床での経験も踏まえて講義してくださるので、全ての内容が印象的に心に残ります。また、一人一人の個性を理解し、いつも温かく私たちをサポートしてくださいます。
恵まれた環境にいること、そして妊婦さんや先輩助産師との出逢いに感謝しながら、妊娠から出産というライフイベントを、ニーズに応えつつ心身ともにサポートできる助産師を目指したいと思っています。
























