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[半学半教] やる気を生みだすライフスキルプログラム(総合政策学部専任講師 東海林祐子)

2011/09/13 「塾」2011年SUMMER(No.271)掲載
※職名等は掲載当時のものです。

~人の心に響く言葉や態度を試行錯誤する中で自分自身が成長する~
(2年生10人、3年生10人、4年生15人)

東海林 祐子(とうかいりん ゆうこ)総合政策学部専任講師

研究会の皆さん
人をやる気にさせる言葉や行動はどのようなものでしょうか?人はどのような状況でやる気になるのでしょうか?

私は長い間、スポーツの指導現場におりました。「勝つ」という目標に向けて、選手を観察し、選手の心理的なプロセスを考慮して、やる気にさせるコツを経験知として積み重ねてきました。失敗や挫折から生まれたものも多くあります。そうした経験知や着眼点を柱にして、現在は、オリンピックを目指すアスリートやコーチをはじめ、企業の方など指導的立場におられる方を対象にライフスキルプログラムを提供し、実践しています。ライフスキルとは「人生の中で生じる困難や障害に建設的かつ効果的に対処する力」を指しますが、スポーツ現場で培った経験知はライフスキルとして日常生活にも大きく影響していきます。例えば、スポーツ現場で挫折にぶつかったときの対処の仕方、チーム力を高めるためのコミュニケーションの仕方、状況を打開する思考力など、こうしたものをライフスキルとして捉え、日常生活にも汎化できるようにしていきます。

研究会の学生は、目標を設定するツールを開発したり、コーチの言葉かけと選手の心理状態の調査から、選手がやる気になる言葉や局面を明らかにしたりしています。またスポーツに限らず、学校(先生と生徒、友人間)、医療(医師と患者)、企業(上司と部下)などといった分野でも実践をしています。学生を観察していると、人のやる気を生みだす過程で、自分自身の指導力のなさを痛感し、自己改革をして自らの信念や哲学を再構築しているようです。こうして、他者のライフスキルを高めながら、同時に自分自身のライフスキルも高めることにつなげているようです。

まさに半学半教は、私たちの研究会が最も重視している教えであると感じています。

考えて行動する力 ライフスキル実践

折笠 愛(おりかさ あい)
総合政策学部4年
私たちは「スポーツコーチング」「ライフスキル」の二つを軸に研究を行っています。
授業ではスポーツを通じた人づくりをテーマにグループディスカッションが多く実施されています。行政と連携したライフスキルプログラムの作成と実践や、アスリートを対象にしたコーチングなどのフィールドワークも盛んです。個々が明確な目的を持って参加しており、授業にはスポーツマンならではの活気があふれています。東海林先生の表裏のないご指導は学生たちから全面的な信頼を集めており、小さなことから大きなことまで相談できる安心感があります。試合応援など授業以外での繋がりが強いことも東海林研究会の魅力です。
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