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[半学半教] ゼミは小さなインド・ワールド(経済学部准教授 神田さやこ)

2011/08/08 「塾」2011年SUMMER(No.271)掲載
※職名等は掲載当時のものです。

インドを中心とする南アジア経済史を学ぶゼミ。
2011年度は、3年生13名、4年生6名が在籍しています。まだ4期目の新しいゼミです。

神田 さやこ(かんだ さやこ)経済学部准教授

研究会の皆さん
教員も新米ならゼミ生も新米で、自分たちのゼミの形を模索しているうちにあっという間に3年が過ぎました。「○○学を学びたい」、「○○ゼミの伝統に憧れて」、「○○ゼミの雰囲気が好き」といった理由で当ゼミを選ぶ学生はほとんどいません。毎年、私も含め皆が皆バラバラの方向を向いている状態からのスタートです。個だけが際立つ多様なスパイスの集まりとでもいいましょうか。

ゼミでは、私の専門である経済史だけではなくゼミ生の関心を考慮してインドに関する幅広い問題を扱います。3年生は、「調べる」、「読む」、「書く」、「発表する」、「議論する」といった基本的なことを学びます。今年は、ゼミ生が各自のテーマ州の経済、政治、文化等について徹底的に調べ、ゼミ版のガイドブックを作ろうというプロジェクトが進行中です。それが終わると、3年生最大のイベントである三田祭論文の「テーマ選び」に取り組みます。これが実はとても難しいのです。学生は驚くほど多くの引き出しを持っているので、このテーマ選びを通じて、それを自分で開けて取り出す力を伸ばしたいと考えています。

4年生は、ゼミ活動の集大成ともなる卒業論文の執筆にとりかかります。児童労働問題、ディアスポラ、印中の経済力比較を分析する学生もいれば、自分の関心に引きつけて、インドにおけるウィスキー消費やインド音楽の可能性について調べる学生もいます。個性的なテーマは、刺激的なだけではなく教員や他のゼミ生の引き出しも増やしてくれます。ゼミでの2年間は、個性的なスパイスたちが互いに個性を引き出しあいながら絶妙なマサラに調合されていく過程といえるのではないでしょうか。まさにインド・ワールド。これがこのゼミの形になりそうです。

神田ゼミの日々

武田 吉正(たけだ よしまさ)
経済学部4年
私たちのゼミは、インド経済史をベースに現在のインド経済について学んでいます。インドにはビジネスの面だけではなく、貧困、哲学、宗教、行き過ぎた民主主義の問題等、今後の世界を議論するのに最高の題材がそろっています。そしてその全てが関わってくる経済学は非常に複雑ですが、エキサイティングな学問です。
昨年の三田祭論文では、インドの電気という財を観察し、インド経済が抱える問題点を考察し、その解決策をまとめました。できて4年目のゼミなので、自分たちの思った通りにゼミをデザインできますし、しなければなりません。先生とゼミ生でわいわいディスカッションしながら、いかに良いゼミにできるか試行錯誤を繰り返しています。
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