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[半学半教] 自らの力で判断できる信頼される人間像を目指して(商学部准教授 神戸和雄)

2011/05/16 「塾」2011年SPRING(No.270)掲載
※職名等は掲載当時のものです。

2000年に開講した経営学(経営情報論)の研究会。
学問的な能力と社会性の向上を目指して。

神戸 和雄(かんべ かずお) 商学部准教授

研究会の皆さん
私の専門は経営情報論です。企業経営において情報技術がどのように活かされるべきか、また情報を活用するにあたって、より有用な意思決定プロセスがどのようなものであるかを研究対象としています。研究会では、私の専門分野は情報技術に関する手ほどきをするという形で活かし、学生には社会に出てから一般的に通じる経営学を理解してもらうことを考えています。

研究会の活動を通じ、私が学生諸君に習得して欲しいことは3つあります。1つ目は自ら判断する力を養うことです。2つ目は組織との調和をとりながら個々の能力を発揮し、組織全体の能力を高めるような人と協調できる人材になってもらうことです。また協調の基本として3つ目の課題があります。それは信頼関係を構築できる人間であることです。これらは学生諸君が実際に社会に出たときに、企業や社会が望んでいる能力として身につけてもらいたいと考えているからです。特に信頼と協調は人との交わりの中で習得すべきものであり、研究会活動は社会的経験の少ない彼らにとっては非常に重要な機会であると考え、私自身も研究会の一員としてさまざまな場面に参加するよう心がけています。

このような問題意識の中、研究会活動はグループ学習を中心に行っています。テーマをさまざまに変え、そのテーマごとに学生全員をできるだけ違うメンバーでグループ化し考察を深めることを繰り返すことで異質な人との付き合いができるよう企図しています。また時にはテーマ自体を探す、いわゆる問題発見能力を試すこともしてもらっています。

研究会で養った自ら判断する能力に加え信頼と協調の姿勢を身につけた彼らが、卒業後、豊かな人生を歩んでいる姿を思い描きながら研究会活動に励んでいます。

人間力構築のための「学び」

渡邉 勇介(わたなべ ゆうすけ)
商学部4年
「学ぶ」ということはどういうことなのか。私が神戸研究会に入って一番考えさせられたことです。最初のゼミの授業の時、「ゼミを普段の授業と同じだととらえるならゼミ活動なんて意味がない」と先生に言われたことを今でも覚えています。ゼミの具体的な内容は、半期ごとの経営学をテーマとしたグループ発表、特定の業界に注目し分析を行う業界分析や自分たちでテーマを決め経営学を研究する三田祭論文発表などが主です。基本的にグループワークで、みんなで知識を共有し合い、一つのことをやり遂げるというのが神戸研究会の特徴です。集団で真剣に学業に取り組むことはゼミでなければ経験できない「学び」だと思います。経営学はもちろんのこと、社会に出て通用する人間力を身につけるために日々のゼミ活動に励んでいます。
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