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[半学半教] 民と民との法を極める「自分見つけ」の旅(法学部・法務研究科教授 池田真朗)

2011/04/25 「塾」2011年SPRING(No.270)掲載
※職名等は掲載当時のものです。

法曹界・金融界を中心に1980年から続く600名の人脈。ゼミOB会で担当者の2010年度福澤賞受賞を祝う。
ハードな学習から楽しい課外活動まで、詳細は手作りHP(http://www.clb.mita.keio.ac.jp/law/ikeda/外部サイトへのリンク)へどうぞ!

池田 真朗(いけだ まさお) 法学部・法務研究科教授

研究会の皆さん
「池田ゼミ生に会いたければ図書館のグループ学習室に行けばいい」といわれるが、ゼミ生は遊びもスポーツも怠らない。私の研究会は、民法の財産法を学ぶ。1980年の開設以来、海外赴任等の間も教え子の教員が代講し、32年間空白なく継続している稀有なゼミである。卒業生は約600名に上り、最近は約半数が法曹界に進み、約半数が民間その他に就職する。卒業生の就職人数別ベスト3は、東京海上日動、三菱東京UFJ銀行、日本銀行である。私が民法の債権法を専門とし、法科大学院では金融法も担当している関係で、内外の金融機関や企業の法務部への就職が目立つが、アナウンサー、コピーライター等、進路は多彩である。官公庁も、経済産業省、金融庁、外務省等々に進んでいる。慶應義塾で教鞭をとる教授も4名いる。

もっとも、池田ゼミに入るには、1万字の入ゼミ論文と面接が課される。入ゼミ後も、隔週で4000字のレポートが課され、3年生の夏合宿後は、また1万字の論文提出が求められる。秋には、親友である早稲田大学鎌田薫総長のゼミとの早慶合同ゼミがもう25年も続いており、毎年、東京大学や京都大学の先生方を出題講評者に招く。ゼミではディベート力の鍛錬のため全員に発言が求められ、プレゼンの練習としての個別報告コンクールもある。

こう書くと、大変「えぐい」ゼミと思われそうだが、学生たちは本当に仲が良く、OBの裁判官が地方の裁判所見学を企画してくれれば、ついでに温泉旅行をしてきたり、卒業旅行もグループで楽しそうに企画している。

池田ゼミの最大の目標は、2年間の共同学習を通じての自己発見。これからの人生をどう生きるのかを見つけるためのゼミなのである。だから夢や目標のない人はお断り。進路面接も全員に複数回行う。卒業生諸君も、毎回のようにアドバイスをしに来てくれる。「私にとって預金通帳の残高は君たち」が私の口癖である。

自己発見—学問と、人生と—

木村 怜萌 (きむら れいも)
法学部4年
本研究会は民法の中でも財産法を中心に、事例問題の研究・討論等を行っています。知識や暗記偏重の学習ではなく、自ら問題を発見し解決することを目指し、ゼミ生同士の共同学習はほぼ毎日行っています。活動の詳細はホームページをご覧ください。

また、学問だけでなく人生にも向き合うのが池田ゼミ流。債権譲渡研究で福澤賞を受けた池田先生は、多忙な中でもゼミ生の人生相談に親身に応じてくださいます。私たちをゼミ生として以上に、一人の人間としてご指導くださるのです。だからこそ課されるハードルは一人ひとり異なります。私たちの性格や目指すものの違いを見極めてのアドバイスは、先生ご自身が受けた経験からとのこと。学問と、人生と、共にご指導くださる池田先生のもと、ゼミ生それぞれが、自分だけの道を見つけ歩んでいく、それが池田ゼミです。
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