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[半学半教] 金融など社会現象を広く実証分析(商学部准教授 渡部和孝)
2009/11/24 「塾」2009年AUTUMN(No.264)掲載
※職名等は掲載当時のものです。
金融、マクロ経済学を中心に経済学の実証研究を学ぶ開設3年目の新しい研究会。
3年生10名、4年生9名在籍。http://wakowseminar09.web.fc2.com/
金融、マクロ経済学を中心に経済学の実証研究を学ぶ開設3年目の新しい研究会。
3年生10名、4年生9名在籍。http://wakowseminar09.web.fc2.com/
渡部 和孝(わたなべ わこう) 商学部准教授
私は、銀行行動の実証的な分析を専門としております。特に、銀行の貸出行動について、銀行、借り手企業の個票データを用いた地道な実証分析を続けています。私が、社会人の知人、友人などに、専門は何かと聞かれることは多々ありますが、銀行が専門だと答えると、なかなか具体的なイメージがわかないようです。銀行という誰にとっても身近な存在を経済学の理論を用いて仮説を立て、データを用いて検証するのが研究の醍醐味です。
さて、ゼミの学生にも、関心のあるテーマを見つけ、経済学の理論を用いて仮説を立て、データを用いて検証するという一連の作業を学んでもらいます。経済学の分析には、数理的な理解力が不可欠ですし、ミクロ経済学、マクロ経済学といった標準的な科目の学習なくして応用研究はできません。また、経済学の論文や教科書は多くが英語で刊行されていますから、英語の学習も欠かせません。学生には、ゼミと講義を、独立したものと考えるのではなく、相互に補完し合うよう、基礎的な知識、技能の習得を目的とした有機的な学習プログラムを推奨しています。
3年生は、3~4名ずつのグループで、三田祭、他大学との合同ゼミでの発表に向けて共同論文を執筆します。4年生の活動は、卒論作成に向けた単独での研究活動が中心です。こうして当初は経済学の実証研究とは何かすらわからなかった学生も、充実した研究論文が書けるようになります。
学生の多くは大学卒業後すぐに社会人になります。学生には背伸びをして少々、難しいことにチャレンジするよう奨励しています。学習・研究内容そのものが直接社会で役立つことは多くないかもしれませんが、背伸びをした経験は、実社会での困難な局面の克服にきっと役立つはずだと思っています。
さて、ゼミの学生にも、関心のあるテーマを見つけ、経済学の理論を用いて仮説を立て、データを用いて検証するという一連の作業を学んでもらいます。経済学の分析には、数理的な理解力が不可欠ですし、ミクロ経済学、マクロ経済学といった標準的な科目の学習なくして応用研究はできません。また、経済学の論文や教科書は多くが英語で刊行されていますから、英語の学習も欠かせません。学生には、ゼミと講義を、独立したものと考えるのではなく、相互に補完し合うよう、基礎的な知識、技能の習得を目的とした有機的な学習プログラムを推奨しています。
3年生は、3~4名ずつのグループで、三田祭、他大学との合同ゼミでの発表に向けて共同論文を執筆します。4年生の活動は、卒論作成に向けた単独での研究活動が中心です。こうして当初は経済学の実証研究とは何かすらわからなかった学生も、充実した研究論文が書けるようになります。
学生の多くは大学卒業後すぐに社会人になります。学生には背伸びをして少々、難しいことにチャレンジするよう奨励しています。学習・研究内容そのものが直接社会で役立つことは多くないかもしれませんが、背伸びをした経験は、実社会での困難な局面の克服にきっと役立つはずだと思っています。
教員のプロフィール
1995年慶應義塾大学経済学部卒業。2003年プリンストン大学Ph.D.(経済学)。総務省、大阪大学社会経済研究所講師、東北大学大学院経済学研究科助教授を経て2007年より現職。専門は、銀行行動の応用計量経済学分析。
http://www.fbc.keio.ac.jp/~wakow/
http://www.fbc.keio.ac.jp/~wakow/
社会を見る目を養う
森中 啓友(もりなか けいすけ)
商学部4年
商学部4年
昨今の金融危機を持ち出すまでもなく、現代は物事の変化のスピードが速く、その影響も世界全体に広がるようになっています。そのような中で、われわれには、現実に起きている事象を論理的に理解し、かつ他者の意見を鵜呑みにせず自分自身で検証する力が求められています。
当研究会では、マクロ経済学、金融論等の経済理論を学ぶと同時に、実証分析手法である計量経済学を学んでいます。理論と実証のバランスをとることで、現実を無視した「計測なき理論」や直観のみに基づいた「理論なき計測」にならないように注意しつつ、現実の問題を理解するよう心がけています。
まだ発足して3年目ですが、今後さらに活気ある「社会を見る目」を養う場とできるよう、日々精進していく所存です。
当研究会では、マクロ経済学、金融論等の経済理論を学ぶと同時に、実証分析手法である計量経済学を学んでいます。理論と実証のバランスをとることで、現実を無視した「計測なき理論」や直観のみに基づいた「理論なき計測」にならないように注意しつつ、現実の問題を理解するよう心がけています。
まだ発足して3年目ですが、今後さらに活気ある「社会を見る目」を養う場とできるよう、日々精進していく所存です。
























