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[半学半教] 様々な主体とのコミュニケーション中に生まれる知の世界(経済学部教授 武山政直)

2009/08/18 「塾」2009年SUMMER(No.263)掲載
※職名等は掲載当時のものです。

都市メディアのデザインを通じて豊かな暮らしを生み出す学生主体の研究会。
3年生17名、4年生17名在籍(2009年度)。 http://keglab.jp/

武山 政直(たけやま まさなお) 経済学部教授

研究会の皆さん
私の研究会では、都市生活者の日々の暮らしを豊かにする各種メディアやサービスの可能性について、消費者行動の観点から探究しています。特に、特定の場所や地域で利用されるコミュニティメディア、また都市の様々な施設や空間を舞台に、各種のメディアを横断して演じられる物語やゲーム等をデザインするとともに、それらを地域づくりやソーシャルマーケティング、実際の新規ビジネス創出の機会と結びつけています。現実のフィールドの問題解決やデザインのプロジェクトの中に、調査や分析を取り込んでいくところに、この研究会の特徴があります。

3年生と4年生をちょうど4名ずつ組み合わせた8名で一つのプロジェクトチームを構成し、研究会全体で4つのプロジェクトが1年間並行して進行します。企業や自治体などから投げかけられた問題状況を、学生たちが独自の解決チャレンジとして具体的に設定し、各プロジェクトのテーマが決まります。その後の活動も、常に現実の問題をかかえている企業や消費者、生活者との対話を通じて進められていきます。つまり、学生と様々な立場の主体とのコミュニケーションプロセスの中に、「知る・わかる・生み出す」という知的活動が埋め込まれているわけです。

学生たちもときに思い込みが強く、初めは自分の先入観を疑ってみるということがなかなかできません。しかし、思ったことが通じない、相手の言っていること、やっていることが理解できないといった経験の中から、やがて自分自身のものの見方を問い直す動機が芽生えます。そして相手の境遇に(実際に、または想像的に)身を置いて物事を考えることで得られる新たな気づきや発見に、次第に学びの喜びを覚えていくようです。

教員のプロフィール

慶應義塾大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科修了。カリフォルニア大学大学院留学(Ph.D.取得)。慶應義塾大学環境情報学部助手、武蔵工業大学講師、助教授を経て、慶應義塾大学経済学部助教授。2008年より現職。専門は経済地理、都市メディア研究。

豊かな未来を考え続けるゼミ

杉田 雄(すぎた ゆう)
経済学部4年
当ゼミは、都市とメディア、人間行動の3つの観点から、新しい豊かさとは何かを探ることをテーマにしています。新しい研究手法を教室を飛び出して実践する事で学び、テーマの下にプロジェクトに分かれ、企業や社会と関わりながら研究を行っていきます。毎週の発表では、教授やゼミ生、時には共同研究相手の社会人の方々からアドバイスや指摘をいただき、どんどん自分達のアイデアを磨いていきます。ゼミを終えても、ゼミ専用SNS上に興味関心や気づきについてゼミ生や教授の書き込みがなされ、議論が起きることもしばしば。そんな、四六時中、知ること、考えること、学ぶことへのセンサーを働かせ続けている姿勢は、ゼミ生全員が持ち合せている素養です。
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