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[半学半教] 社会現象の実証研究や現状改善的な政策研究(法学部教授 増山幹高)
2008/10/27 「塾」2008年AUTUMN(No.260)掲載
※職名等は掲載当時のものです。
地球温暖化、貧困・格差、駅前再開発、バイオマス、ウェブ・デザインなどの研究テーマに取り組んでいます。
3期生14名、4期生15名。
地球温暖化、貧困・格差、駅前再開発、バイオマス、ウェブ・デザインなどの研究テーマに取り組んでいます。
3期生14名、4期生15名。
増山 幹高(ますやま みきたか) 法学部教授
学問。語源はともあれ、「問い」について「学ぶ」ことと捉えてはどうでしょうか。身近な問題から、国際問題や地球規模の問題まで、さまざまな問題設定があるはずです。例えば、タバコのポイ捨てをどうやって止めさせるか、都市景観をいかに作り上げるか、なぜ政治にカネがかかるのか、国家間の共同体はいかにあるべきか、地球温暖化はいかに防げるか、などなど多種多様な問いかけが可能でしょう。問題設定は千差万別でも、問いを立て、それらに答えていく方法には、ある程度の共通性があり、研究計画ないしはリサーチ・デザインと呼ばれる政治学の一分野として定着しています。
この研究会では、多種多様な問題意識を持った学生が集い、そこでの体験・トレーニングを共有することによって、問題解決の研究手法を学んでもらっています。具体的には、ゼミ生各自が研究企画を立案し、仮説を経験的に証拠立て、分析結果を取りまとめることに重点を置いています。また研究成果を説得力のある形でプレゼンテーションし、研究成果を批判的に評価する能力の向上も目指しています。
研究会を通じて私がゼミ生に期待することは、社会現象についての実証研究や現状改善的な政策研究を実際にやってもらうということに尽きます。初めて何かのスポーツをやってみようというとき、例えば、サッカーをしようというとき、サッカーのルールを全て頭に入れようとしたりはしないでしょう。むしろ、とりあえずボールを蹴ってみて、楽しいかどうか、おもしろいかどうかを体験してもらうというのが私の基本方針です。
私の研究会のゼミ生には「情熱」が必要です。私にとって「情熱」のある学生とは、研究会を欠席するなんて考えられない・研究会で発言しないと気が済まない・自発的に研究会を運営し、実りの多い学習機会にしたいと思っている・不思議だと思う社会現象があり、解決したい政策課題がある人です。これらは「情熱」の私なりの定義です。この「情熱」の例のように、見たり、触れたりできないことを経験的事象に置き換え、その存否を確かめるといった思考方法や分析手法をゼミ生に身につけて欲しいと思っています。
この研究会では、多種多様な問題意識を持った学生が集い、そこでの体験・トレーニングを共有することによって、問題解決の研究手法を学んでもらっています。具体的には、ゼミ生各自が研究企画を立案し、仮説を経験的に証拠立て、分析結果を取りまとめることに重点を置いています。また研究成果を説得力のある形でプレゼンテーションし、研究成果を批判的に評価する能力の向上も目指しています。
研究会を通じて私がゼミ生に期待することは、社会現象についての実証研究や現状改善的な政策研究を実際にやってもらうということに尽きます。初めて何かのスポーツをやってみようというとき、例えば、サッカーをしようというとき、サッカーのルールを全て頭に入れようとしたりはしないでしょう。むしろ、とりあえずボールを蹴ってみて、楽しいかどうか、おもしろいかどうかを体験してもらうというのが私の基本方針です。
私の研究会のゼミ生には「情熱」が必要です。私にとって「情熱」のある学生とは、研究会を欠席するなんて考えられない・研究会で発言しないと気が済まない・自発的に研究会を運営し、実りの多い学習機会にしたいと思っている・不思議だと思う社会現象があり、解決したい政策課題がある人です。これらは「情熱」の私なりの定義です。この「情熱」の例のように、見たり、触れたりできないことを経験的事象に置き換え、その存否を確かめるといった思考方法や分析手法をゼミ生に身につけて欲しいと思っています。
教員のプロフィール
1989年慶應義塾大学法学部卒業。政治学Ph.D.(ミシガン大学、2001)。成蹊大学教授を経て、2005年より現職。専門は政治学、立法過程、計量分析。著書に『議会制度と日本政治』(2003)、『計量政治分析入門』(2004)がある。
多様な視点の獲得
浅川 祥之(あさかわ よしゆき)
法学部4年
法学部4年
本研究会の最大の特徴は自由であることです。研究会のテーマである「政策研究」の範囲は非常に広範であり、個人の興味がある社会問題を自由に選び研究することができます。そのため、学生ごとに全く異なる題材を研究しており、他の人の発表を聞くことで社会に対する様々な視点を得られる点が非常に刺激的です。
また、討論の場でも様々な意見が飛び交います。身近な社会現象を扱うことが多いため、その人が普段どのようなことを考えながら生活をしているのか、その嗜好などを感じ取ることができます。特に、男性のゼミ員が通勤に関して、女性のゼミ員が働き方や結婚に関して研究していることが非常に興味深く感じました。
他の人が社会に対してどのような意見、問題意識を持っているのかを知る機会はあまりありません。その中で、本研究会では真剣にそれらを話し合うことができる。そのことが本研究会に入って良かった点だと感じています。
また、討論の場でも様々な意見が飛び交います。身近な社会現象を扱うことが多いため、その人が普段どのようなことを考えながら生活をしているのか、その嗜好などを感じ取ることができます。特に、男性のゼミ員が通勤に関して、女性のゼミ員が働き方や結婚に関して研究していることが非常に興味深く感じました。
他の人が社会に対してどのような意見、問題意識を持っているのかを知る機会はあまりありません。その中で、本研究会では真剣にそれらを話し合うことができる。そのことが本研究会に入って良かった点だと感じています。
























