メインカラムの始まり
[半学半教] 情報時代の新しいデザイナーを育成(環境情報学部准教授 脇田 玲)
2008/10/01 「塾」2008年SUMMER(No.259)掲載
※職名等は掲載当時のものです。
情報を素材として捉え、プロダクト、ウェブ、ファッションなど幅広い分野のデザインを実践しています。
教員1名、大学院生4名、学部生10名程度。
情報を素材として捉え、プロダクト、ウェブ、ファッションなど幅広い分野のデザインを実践しています。
教員1名、大学院生4名、学部生10名程度。
脇田 玲(わきた あきら)環境情報学部准教授
情報デザインは、複雑なデータを整理整頓して利用者に分かりやすく情報を伝えるデザイン術ですまた、通常では知覚できない要素をビジュアライズし、新しいコミュニケーションを実現するツールでもあります。私たちの研究会では、あらゆるモノに情報が付加され、センサネットワークが発展したユビキタス社会における情報デザインについて研究と作品制作を進めています。
研究会で重視していることは、すべてを自分の手で作り上げる、ということです。近年になりwikipediaに代表されるような集団で知識を編集/共有するメディアが普及しています。このような時代背景においては、インターネットや書籍で調べられる知識ではなく試行錯誤の過程で得られる経験にこそ大学で扱うべき知があると考えられるのではないでしょうか。
そのために、学生には多くの技術習得と作品制作への時間を要求します。すべてを自分の手で作り上げるわけですから、電子工作、プログラミング、形状のデザインプロモーションビデオ、ウェブサイトなど、ものづくりのあらゆる行程でのスキルを習得してもらいます。これによって、作りながら考え、考えながら作る、という流れを身体化してもらうことを目指しています。
研究会は自由な雰囲気で溢れています。SFCでは新入生から研究会が履修できますので、1年生から大学院博士課程まで、幅広い年齢層の学生が集まり、日々切磋琢磨しています。年齢や学年による上下はなく、知識をもつもの、技術をもつものが、要所要所で教師となり、お互いに教え合うというシステムです。私もしばしば学生から教えられることがあります。新しい風に敏感な彼らから学ぶ知識や技術はいつも刺激に溢れています。
年に1回の合宿では伊豆のペンションに集まり、徹夜でグラフィックスのプログラミングに取り組みます。なぜ伊豆にまで来てプログラミングをするのか?という疑問の声をあげながらも、ほとんどの学生がその状況を楽しんでいるのが印象的です。このような体験を通して、お互いに学び合い、教え合う文化が醸成されていくのかもしれません。
研究会で重視していることは、すべてを自分の手で作り上げる、ということです。近年になりwikipediaに代表されるような集団で知識を編集/共有するメディアが普及しています。このような時代背景においては、インターネットや書籍で調べられる知識ではなく試行錯誤の過程で得られる経験にこそ大学で扱うべき知があると考えられるのではないでしょうか。
そのために、学生には多くの技術習得と作品制作への時間を要求します。すべてを自分の手で作り上げるわけですから、電子工作、プログラミング、形状のデザインプロモーションビデオ、ウェブサイトなど、ものづくりのあらゆる行程でのスキルを習得してもらいます。これによって、作りながら考え、考えながら作る、という流れを身体化してもらうことを目指しています。
研究会は自由な雰囲気で溢れています。SFCでは新入生から研究会が履修できますので、1年生から大学院博士課程まで、幅広い年齢層の学生が集まり、日々切磋琢磨しています。年齢や学年による上下はなく、知識をもつもの、技術をもつものが、要所要所で教師となり、お互いに教え合うというシステムです。私もしばしば学生から教えられることがあります。新しい風に敏感な彼らから学ぶ知識や技術はいつも刺激に溢れています。
年に1回の合宿では伊豆のペンションに集まり、徹夜でグラフィックスのプログラミングに取り組みます。なぜ伊豆にまで来てプログラミングをするのか?という疑問の声をあげながらも、ほとんどの学生がその状況を楽しんでいるのが印象的です。このような体験を通して、お互いに学び合い、教え合う文化が醸成されていくのかもしれません。
教員のプロフィール
慶應義塾大学環境情報学部卒業。同大学院政策・メディア研究科博士課程修了。IT企業、ウェブ制作会社を経て、現職に至る。専門は情報デザイン、3次元CAD、コンピュータヒューマンインタラクション。共編著に『デザイン言語2.0—インタラクションの思考法』(慶應義塾大学出版会)がある。
つくり続ける楽しさ
辻 航平(つじ こうへい)
総合政策学部2年
総合政策学部2年
脇田研究会では、サイバースペース・リアルワールドのあらゆるものをメディアと捉え直し、そこに隠れた情報を可視化し、最適な構造と形態を与えたメディアへとデザインすることを目的としています。
研究会メンバーは、個人で研究テーマを設定し研究に取り組みますが、メンバー間の仲もよく、先輩後輩を気にせず切磋琢磨し合える環境がそこにはあります。普段は個人で研究を進めていても、プロジェクトが舞い込んで来ると一転。SFC特有の残留を重ね、個人研究では体験できない、みんなで一つのものを作っていく充実感が得られます。例えば、2007年のOpen Research Forum(ORF)ではBookCafeという複数の研究会による企画で、脇田研は可視化エンジンを担当。本の関係性のビジュアライズに取り組みました。合言葉は “Nice Study!” 頑張ったけど、このクオリティは使えない。もう一度頑張ってみよう!というスピリットが鍛えられるのも脇田研の特徴です。
研究会メンバーは、個人で研究テーマを設定し研究に取り組みますが、メンバー間の仲もよく、先輩後輩を気にせず切磋琢磨し合える環境がそこにはあります。普段は個人で研究を進めていても、プロジェクトが舞い込んで来ると一転。SFC特有の残留を重ね、個人研究では体験できない、みんなで一つのものを作っていく充実感が得られます。例えば、2007年のOpen Research Forum(ORF)ではBookCafeという複数の研究会による企画で、脇田研は可視化エンジンを担当。本の関係性のビジュアライズに取り組みました。合言葉は “Nice Study!” 頑張ったけど、このクオリティは使えない。もう一度頑張ってみよう!というスピリットが鍛えられるのも脇田研の特徴です。
























