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[慶應義塾メールマガジン] No.48
◆慶 應 義 塾 メ ー ル マ ガ ジ ン◆◆2005.9.16◆no.48
慶應オンライン ご登録者の皆さま
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9月号 C O N T E N T S
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★ Keio Top News & Event Calendar
★【特集】サイエンスは究極の遊びである-TTCKの教育・研究活動-
★ 塾員の皆様へのお知らせ
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Keio Top News & Event Calendar
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【News】 慶應義塾中学三校合同学校説明会開催
http://www.kf.keio.ac.jp/setsumeikai/index.html
【News】 大学院健康マネジメント研究科説明会
http://gshm.sfc.keio.ac.jp/news_items/setsumeikai.html
【News】 塾高野球部 第87回全国高校野球選手権神奈川大会準優勝
http://www.keio.ac.jp/news/050802.html
【News】 デュッセルドルフ大学オーケストラ演奏会開催
http://www.ic.keio.ac.jp/jp/events/event927.html
【Event】Keio CanDoNet企画「TVゲームのシステム開発体験」
http://candonet.keio.ac.jp/ (「過去の企画」のページから)
【Event】COE合同シンポジウム「身体・自己・時間」
http://www.cirm.keio.ac.jp/
【Event】研究推進センターシンポジウム「未来への先導~人にもどるIT~」
http://www.keio.ac.jp/news/050728.html
その他の最新情報は、以下のURLからご覧ください。
http://www.keio.ac.jp/
◆◇◆================================================================
【特集】サイエンスは究極の遊びである-TTCKの教育・研究活動-
================================================================◆◇◆
今回は山形県の鶴岡タウンキャンパス(TTCK)について先端生命科学研究所の
冨田勝所長にお話を伺いました。
Q. 鶴岡タウンキャンパスの概要や特徴についてお聞かせください。
A. 慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパス(以下、TTCK)は、山形県および庄内
地域市町村との連携のもと、2001年4月に開設されました。TTCKでは、「IT主
導型バイオサイエンス」の世界的拠点を目指す「先端生命科学研究所」の活動
を中心にしつつ、慶應義塾大学の学生を対象とした講座も開設しています。先
端生命科学研究所はメタボローム研究の拠点ともなっています。また、サマー
バイオキャンプという高校生向け体験講座や、地域小学生向け講演会の開催と
いった取り組みもしています。
Q. TTCKでは、メタボロームの研究等が活発に行われていますが、TTCKの強み
はどんなところにあるとお考えですか。
A. TTCKは世界と勝負して勝てる研究所を目指していますし、実際にメタボロ
ームの研究では世界を先導していると自負しています。メタボロームというの
は生体内に数千種類存在する代謝物質の総称のことです。ヒトや微生物、植物
などのメタボロームを解析することで創薬や診断などの医療産業や発酵、育種
などの食品産業に革新的なインパクトを与えると期待されています。2005年6
月には第1回のメタボローム国際会議をTTCKで開催しました。また、理化学研
究所もTTCK内の先端生命科学研究所に隣接してラボを開設することが決まって
います。欧米の研究所も現在莫大な予算をつけて我が国に追いつこうと必死に
なっていますが、隠れたノウハウもあるので、この分野の研究では世界を先導
しています。
もう一つ、リゾート感あふれる鶴岡という場所こそ、先進的な研究ができる
という証明をしたいと思っています。鶴岡は羽田から飛行機で約1時間のとこ
ろにあり(庄内空港)、確かに都会ではありませんが、欧米の一流研究所もた
いてい郊外にありますし、落ち着いた場所、リラックスできる場所であり、研
究に取り組むことができる環境があります。
TTCKでは最先端の研究をするかたわら、学生も研究に巻き込んで、責任と
権限を与えています。大学の教員には研究と教育を分けて考える人が少なくあ
りませんが、それはナンセンスだと考えています。研究も人材育成だと思って
います。学生が教員と一対一で話をしたり、学部の学生が博士課程の学生と議
論する場面もよく見受けられます。TTCKが設立されてからまだ4年ほどですが、
本当の意味で独創性に富んだ研究所だと思っています。
Q. 高校生向けの慶應サマーバイオキャンプに力をいれていると伺っています
が、この企画において実際にどのような取り組みをしているのでしょうか?
A. 高校生向けのサマーバイオキャンプを毎年8月に2泊3日で開催しています。
2人1組で、DNAの配列を調べたり、微生物に別の遺伝子を組み込んだりといっ
た実験をします。参加者にはこのキャンプを通じてサイエンスがいかに面白い
かということを知ってもらいたいと思っています。実際、このサマーバイオキ
ャンプがきっかけになってTTCKで研究者として働いている人がいますし、逆に
TTCKの研究者も高校生から刺激を受けています。教育で一番大切なのはモチベ
ーションだと思いますが、そのモチベーションを与える教育の実践の場がサマ
ーバイオキャンプです。またこれとは別に、義塾の児童・生徒・学生を対象に
多様な経験の場を提供するKeio CanDoNetでも、10月16日(日)にバイオを学ぶ
企画を予定しています。
日本では自分の頭で考えて、自分で行動する人材を教育していない傾向があ
ると感じています。入学試験でもまんべんなく勉強している人が大学に合格す
るのが一般的ですが、それでは勉強はおもしろくないでしょう。「誰も知らな
いことを発見する」という、これ以上の快感はないと思います。サマーバイオ
キャンプをはじめとするTTCKの取り組みは「サイエンスは究極の遊びである」
ということを知ってもらう、きっかけの場でありたいと思っています。
Q. 冨田先生ご自身にとって鶴岡の好きなところをお聞かせください。
A. まずは日本酒、米、魚。とにかくおいしいです。おいしい日本酒といえば、
造り方は同じなのに、味が毎年異なるのはなぜかという疑問が地元酒造企業か
らありまして、メタボロームを使ってうまみ成分を解析するという試みもして
います。どの成分が多いとおいしいと感じさせるかという研究です。今後、も
っと汎用性のあるワイン等にも挑戦してみたいと思っています。
そして鶴岡は城下町なので文化レベルが高く、食べ物も素材にこだわる人が
多いです。温泉もいいですね。研究所から20分のところに日本海に面した湯の
浜温泉というすばらしい温泉があります。日本海は太平洋と違って、海に夕日
が沈むので、その様子は本当に美しいです。
ありがとうございました。
TTCK http://www.ttck.keio.ac.jp/
Keio CanDoNet http://candonet.keio.ac.jp/
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塾員の皆様へのお知らせ
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◆学生募集、イベント、講座、出版物、慶應カードのご案内◆
http://www.pre.keio.ac.jp/mailmag/mailmag.html
◆塾員センターからのお知らせ
・10月3日(月)より、4学部(文・経・法・商)および6研究科(文研・経研・法
研・商研・社研・法務研)の卒業生・退学者の証明書の発行部署が、塾員セ
ンターから、学事センターへ変更となります。
http://www2.jukuin.keio.ac.jp/news/newsrelease/news20050805_2_index.html
・9月の証明書の取扱いにつきましては、発行を休止する日がありますので、
以下の「証明書」の該当する学部・研究科の項をご覧下さい。
http://www2.jukuin.keio.ac.jp/
・義塾から郵便物を発送する場合がございますので、転居等で住所を変更され
る際は以下により登録内容をご変更いただけますようお願いいたします。
http://www2.jukuin.keio.ac.jp/reg.html
・慶應オンラインでパスワードなどを忘れてしまった場合、初期登録に使った
アクセスキーから再度登録しなおして下さい。なお、アクセスキーを紛失し
てしまった場合は、以下により再発行依頼の手続きができます。
http://www2.jukuin.keio.ac.jp/saihakko.html
・慶應連合三田会大会
塾員のための年に一度の大祭典「連合三田会大会」が、10月16日(日)(9:30
開場)、日吉キャンパスで開催されます。
http://www.2005keio.com/
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編集担当より
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※当メールマガジンは、毎月15日前後に配信予定です。(休刊月有り)
※最近、慶應オンラインアドレスを発信元とするウィルスメールが頻発してい
ます。これらのほとんどは、ウィルスに感染したパソコンが発信元を偽装して
送信したものです。ご使用のパソコンのウィルスチェックソフトを最新の状態
にして頂き、覚えのない発信元からのメールの取扱いには添付ファイルを開か
ないなど、十分ご注意下さい。
※このメールマガジンは、システムより自動送信されています。送信元のアド
レスへの返信はできませんので、お問い合わせやご意見は以下窓口よりお願い
いたします。
◇メールマガジンへのご意見、ご感想
mailto:mail-mag@adst.keio.ac.jp
◇慶應義塾へのお問い合わせ
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https://wwwdc01.adst.keio.ac.jp/kj/koho/goiken.html
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編集・発行:慶應義塾 塾長室
〒108-8345 港区三田2-15-45
TEL 03-3453-4511(代)
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※当メールマガジンの無断転載を禁じます。
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Q. 鶴岡タウンキャンパスの概要や特徴についてお聞かせください。
A. 慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパス(以下、TTCK)は、山形県および庄内
地域市町村との連携のもと、2001年4月に開設されました。TTCKでは、「IT主
導型バイオサイエンス」の世界的拠点を目指す「先端生命科学研究所」の活動
を中心にしつつ、慶應義塾大学の学生を対象とした講座も開設しています。先
端生命科学研究所はメタボローム研究の拠点ともなっています。また、サマー
バイオキャンプという高校生向け体験講座や、地域小学生向け講演会の開催と
いった取り組みもしています。
Q. TTCKでは、メタボロームの研究等が活発に行われていますが、TTCKの強み
はどんなところにあるとお考えですか。
A. TTCKは世界と勝負して勝てる研究所を目指していますし、実際にメタボロ
ームの研究では世界を先導していると自負しています。メタボロームというの
は生体内に数千種類存在する代謝物質の総称のことです。ヒトや微生物、植物
などのメタボロームを解析することで創薬や診断などの医療産業や発酵、育種
などの食品産業に革新的なインパクトを与えると期待されています。2005年6
月には第1回のメタボローム国際会議をTTCKで開催しました。また、理化学研
究所もTTCK内の先端生命科学研究所に隣接してラボを開設することが決まって
います。欧米の研究所も現在莫大な予算をつけて我が国に追いつこうと必死に
なっていますが、隠れたノウハウもあるので、この分野の研究では世界を先導
しています。
もう一つ、リゾート感あふれる鶴岡という場所こそ、先進的な研究ができる
という証明をしたいと思っています。鶴岡は羽田から飛行機で約1時間のとこ
ろにあり(庄内空港)、確かに都会ではありませんが、欧米の一流研究所もた
いてい郊外にありますし、落ち着いた場所、リラックスできる場所であり、研
究に取り組むことができる環境があります。
TTCKでは最先端の研究をするかたわら、学生も研究に巻き込んで、責任と
権限を与えています。大学の教員には研究と教育を分けて考える人が少なくあ
りませんが、それはナンセンスだと考えています。研究も人材育成だと思って
います。学生が教員と一対一で話をしたり、学部の学生が博士課程の学生と議
論する場面もよく見受けられます。TTCKが設立されてからまだ4年ほどですが、
本当の意味で独創性に富んだ研究所だと思っています。
Q. 高校生向けの慶應サマーバイオキャンプに力をいれていると伺っています
が、この企画において実際にどのような取り組みをしているのでしょうか?
A. 高校生向けのサマーバイオキャンプを毎年8月に2泊3日で開催しています。
2人1組で、DNAの配列を調べたり、微生物に別の遺伝子を組み込んだりといっ
た実験をします。参加者にはこのキャンプを通じてサイエンスがいかに面白い
かということを知ってもらいたいと思っています。実際、このサマーバイオキ
ャンプがきっかけになってTTCKで研究者として働いている人がいますし、逆に
TTCKの研究者も高校生から刺激を受けています。教育で一番大切なのはモチベ
ーションだと思いますが、そのモチベーションを与える教育の実践の場がサマ
ーバイオキャンプです。またこれとは別に、義塾の児童・生徒・学生を対象に
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ということを知ってもらう、きっかけの場でありたいと思っています。
Q. 冨田先生ご自身にとって鶴岡の好きなところをお聞かせください。
A. まずは日本酒、米、魚。とにかくおいしいです。おいしい日本酒といえば、
造り方は同じなのに、味が毎年異なるのはなぜかという疑問が地元酒造企業か
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います。どの成分が多いとおいしいと感じさせるかという研究です。今後、も
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そして鶴岡は城下町なので文化レベルが高く、食べ物も素材にこだわる人が
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浜温泉というすばらしい温泉があります。日本海は太平洋と違って、海に夕日
が沈むので、その様子は本当に美しいです。
ありがとうございました。
TTCK http://www.ttck.keio.ac.jp/
Keio CanDoNet http://candonet.keio.ac.jp/
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研・商研・社研・法務研)の卒業生・退学者の証明書の発行部署が、塾員セ
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・9月の証明書の取扱いにつきましては、発行を休止する日がありますので、
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アクセスキーから再度登録しなおして下さい。なお、アクセスキーを紛失し
てしまった場合は、以下により再発行依頼の手続きができます。
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・慶應連合三田会大会
塾員のための年に一度の大祭典「連合三田会大会」が、10月16日(日)(9:30
開場)、日吉キャンパスで開催されます。
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