メインカラムの始まり
[FRONTIER] 教養研究センター開所10年、熱く教育を踊る?
2012/10/29 (「塾」2012年AUTUMN(No.276)掲載)
教養研究センター所長 不破 有理(ふわ ゆり)
教養研究センター主催:庄内セミナー
羽黒山にて山伏体験、休憩をとる学生たち
羽黒山にて山伏体験、休憩をとる学生たち
来往舎の夕刻、ヒップホップを踊る学生が登場。ダンスは4月から中学の必修科目となりましたが、日吉ではすでに踊る(たぶん体育が苦手な)教員がいます。福澤先生は「まず獣身を成して…人心を養う」と語り、身体と心を養う大切さを説かれました。教養研究センターは多様な体験を通して身体感覚を覚醒させ、ことばの力を獲得する教育法に注目しています。文部科学省「質の高い大学教育推進プログラム」の試みを経て、文学を声に出し、音楽を奏し、身体を動かしてことばを読み込み、ダンスや映像や絵画などの表現メディアを絡めて学生に創作を課すと、深い言語力が育成されることが分かりました。座学とは異なる参加型授業プログラムの構築を目指しています。
教養研究センターは、極東証券寄附講座科目「アカデミック・スキルズ」を通して知の技法を培ってきました。高校を卒業して間もない学生は自分の関心が論文として通用するのか不安です。教員やクラスの仲間から批判され、ダメ出しもされ、学生は七転八倒。その中で何度も立ち上がり論文にまとめていくことで、自分の考えていることが大学の水準(以上)で通用する自信を獲得できるのです。そのような学びの格闘技を行っています。さらに、論文コンテストを今年から開催します。全学部1、2年生が対象の一本勝負。センターの授業に参加していない学生にも知の技法を伝える機会を広げます。
ここで留まらないのがセンターの活動です。「アカスキ」修了生は、学習相談員としてレポートの進め方や資料の探し方などの相談に対応する「教える側」に回ります。教えることで相談員の学生自身もさらに学ぶ「ピア・メンター制度」は全国的にも大変珍しく、まさに慶應義塾草創期からの「半学半教」の伝統を受け継ぐ取り組みといえます。
当センターは設立10年の若い組織だからこそ、教職員の熱い思いとそれに呼応する学生に支えられています。卒業生が「こういう授業があってよかった」と思い出す授業とすべく、今後も教授法の研究を進め、学生に還元していきたいと思います。皆さまのさらなるご理解とご協力を仰ぐ次第です。
教養研究センターは、極東証券寄附講座科目「アカデミック・スキルズ」を通して知の技法を培ってきました。高校を卒業して間もない学生は自分の関心が論文として通用するのか不安です。教員やクラスの仲間から批判され、ダメ出しもされ、学生は七転八倒。その中で何度も立ち上がり論文にまとめていくことで、自分の考えていることが大学の水準(以上)で通用する自信を獲得できるのです。そのような学びの格闘技を行っています。さらに、論文コンテストを今年から開催します。全学部1、2年生が対象の一本勝負。センターの授業に参加していない学生にも知の技法を伝える機会を広げます。
ここで留まらないのがセンターの活動です。「アカスキ」修了生は、学習相談員としてレポートの進め方や資料の探し方などの相談に対応する「教える側」に回ります。教えることで相談員の学生自身もさらに学ぶ「ピア・メンター制度」は全国的にも大変珍しく、まさに慶應義塾草創期からの「半学半教」の伝統を受け継ぐ取り組みといえます。
当センターは設立10年の若い組織だからこそ、教職員の熱い思いとそれに呼応する学生に支えられています。卒業生が「こういう授業があってよかった」と思い出す授業とすべく、今後も教授法の研究を進め、学生に還元していきたいと思います。皆さまのさらなるご理解とご協力を仰ぐ次第です。
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センター開所10年記念企画は「ミニ講義シリーズ」(今秋配信予定)や論文コンテスト、東北復興支援「学びの旅のすゝめ:みちのく見聞録」など盛りだくさんです。詳細はホームページをご覧ください。
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